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出版社内容情報
サージェント、カサット、ハッサムといったアメリカ印象派を代表する作家たちを取り上げた日本初の画集。急速に変わる近代社会のなかで身のまわりの景色に目を向け、印象派という革新に触れて生み出された新しいアメリカ絵画を紹介する。
目次
アメリカ、印象派の新天地
1 フランスの風景―フランスに渡ったアメリカ人画家
2 摩天楼、大都市の風景
3 新しいアメリカ女性
4 アメリカらしい風景
5 安らぎの家庭生活
著者等紹介
坂上桂子[サカガミケイコ]
東京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は近現代アート
大橋菜都子[オオハシナツコ]
東京都美術館学芸員。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了、2011年から現職。専門はフランス近代美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
23
たいへんに初心者というか無知な感想で申し訳ないのですが、そうか、わたしが好きな一連の絵は「アメリカ印象派」だったのか!という新鮮な驚きを持って読みました。だからこの表紙でピンと来たんだ。紹介されているあの絵もこの絵も、どこかで見て気に入ってた絵だった。ヨーロッパの印象派と似ているけれど、ちょっと違う。とくに女性や子供の姿がいいし、街の風景も素晴らしい。私はこれが好きだったんだ、と思いました。2024/03/16
yyrn
22
19世紀のアメリカの画家たちが描いた印象派絵画を集めたきれいな画集。「本家フランス印象派の模倣」という読メの感想もあったが、確かに第一印象は私も同じように感じたけれど、名前も知らない画家たちの初見の絵を何度か見返しているうちに、絵が伝えようとしている当時のアメリカの街並みや風景、暮らしぶりが感じられて、そんなことも気にならなくなった。印象派の風景画は題材が郊外でも街頭でも、どれも好きで部屋に飾りたくなるが、ただ残念ながら目鼻をハッキリ描かない人物画は、モネの「日傘をさす婦人」も好きにはなれない。⇒2024/06/07
かず
11
勉強の息抜きに図書館の蔵書を鑑賞した。印象派の後にキュビズム、フォービズムなどといった潮流が生まれたわけだが、私は印象派のほうが好きだ。専門的なことは分からないが、美しいものに触れたい、ただそれだけだ。私は表紙の絵「エレノア(フランク・ウェストン・ベンソン)」、「ナイアガラ(フレデリック・エドウィン・チャーチ)」、「ジヴェルニー(ウィラード・リロイ・メトカーフ)」、「都市の公園(ウィリアム・メリット・チェイス)」、「ログノー城のアグニュー夫人(ジョン・シンガー・サージェント)」等が気に入った。2024/04/14
takakomama
4
東京都美術館の「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」展の予習。アメリカの印象派の画家は知らない人ばかりでした。2024/03/21
gua5113
1
パリの印象派展に参加したことのあるメアリー・カサットは有名だが、印象派と呼ばれる画家が、米国にかくも多数存在、活躍していたとは。知らなかった!2024/03/22
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