出版社内容情報
明治から大正にかけて日本に滞在し、浮世絵木版の技術に触発されて女性や子どもたちを題材にすぐれた作品を残した外国人女性画家たち。近年展覧会でも注目を浴びているヘレン・ハイドを中心に、バーサ・ラム、エリザベス・キースの主要作品を紹介する画集。
目次
第1部 ヘレン・ハイド―子どもたちへのまなざし(女性たち;母と子;子どもたち;遊ぶ子どもたち;お手伝い;季節;木版画以外;チャイナタウン;メキシコ)
第2部(バーサ・ラム―霞がかった空気感に魅せられ;エリザベス・キース―見知らぬ国への好奇心)
著者等紹介
沼田英子[ヌマタヒデコ]
東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程、イーストアングリア大学大学院美術史・音楽学科修士課程修了。横浜美術館主席学芸員を経て、昭和音楽大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
2
20世紀初頭・来日し日本の風景や風俗を版画にした欧米画家 ジャポニズム流行→定期航路整備→女性だけで日本へ 婦人雑誌や児童書の挿絵画家・女性活躍拡大 ヘレン・ハイド―子どもたちへのまなざし: 女性たち 母と子 子どもたち 遊ぶ子どもたち お手伝い 季節 木版画以外 チャイナタウン メキシコ バーサ・ラム―霞がかった空気感に魅せられ: 日本訪問と浮世絵絵本版画治術習得 独自の作風の確立 中国版画の研究と新しい木版画技法 エリザベス・キース―見知らぬ国への好奇心: 渡邊庄三郎との出会い キースの版画芸術 晩年2024/10/01