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出版社内容情報
圧倒的な表現力によって、見るものの心をつかんで離さないエゴン・シーレ。長年に渡りシーレの魅力を紹介してきた著者が、その疾風怒濤の人生と代表作を紹介し、その後の20世紀美術や現代作家に与えた影響をあらためて見つめ直す。
内容説明
レオポルド美術館エゴン・シーレ展。ウィーンが生んだ若き天才。
目次
第1章 自画像
第2章 風景
第3章 人物
第4章 寓意
第5章 室内
著者等紹介
水沢勉[ミズサワツトム]
美術史家/神奈川県立近代美術館館長。1952年、横浜生まれ。1978年、慶應義塾大学大学院修士課程修了後、神奈川県立近代美術館に学芸員として勤務。2006~08年、横浜トリエンナーレ2008「タイムクレヴァス」の総合ディレクター。2011年より現職。モダニズムを中心に日本の近現代美術とその同時代の世界との関係などに関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
aaq43410本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆか
16
返却期限に追われ、絵のみ鑑賞。構図は、良いがやはり、クリムトの影響を構図にも感じる。色合い、大きさは、実際に実物を見た方がぐっとくるであろう。風景画がもっと知られて欲しい。2023/06/05
bluelotus
5
★★★★☆ 色彩的にも構図的にもかっこいい作品が多く掲載されていて、これらを眺めているとシーレの絵はとてもデザイン的なんだなぁと思う。『森の祈祷所Ⅱ』は実際に見てみたい絵の1つ。『聖フベルトゥスの幻視』はシーレっぽくなくてビックリした!(特に鹿らしき生き物)2023/03/11
O-chami
4
強い絵を強力に描く人。28歳にスペイン風邪で逝ってしまうまで、青春の真っ只中に、人間の暗い闇を抉りとるように描ききった作品群に戦慄。 一転して、1985年5歳頃の姉・妹との3ショット写真の品のある可愛らしさや、1914~16年の成人してからのお洒落なポーズで鋭い目差しを向ける写真を観ると、なぜか一寸ホッとします。 BGMは、同じように27歳で夭逝した JIM MORRISON 率いる THE DOORSで・・・「Break On Through」🎶~「The End」🎶🎶🎶2023/05/22
TB
2
C図書館本。新刊棚にあった本。テレ東の「新美の巨人たち」で初めて名前を知った画家。斉藤由貴が好きと言っていた。1890年にウィーン郊外の田舎町に生まれ、1918年にスペイン風邪で28歳で亡くなる。夭折でしたね。もったいない。なんか色んなジャンルというか、傾向の絵を描いていたんですね。クリムトぽいのから竹久夢二的なのまで。風景画も独特でいいけど、やっぱり自画像・人物画だな。ポージングがジョジョ的。手の表情の描き方もすごい。一番の好みは「うずくまる裸の自画像」。長生きしていたら、どんな絵を描いていたんだろう。2023/04/09
takakomama
1
エゴン・シーレの作品を自画像、風景、人物、寓意、室内のテーマ別に選定しています。28歳で亡くなってしまいましたが、長生きしていたら、どんな作品を描いたのでしょう。2025/02/18