ピカソ作品集

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ピカソ作品集

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  • サイズ A4判/ページ数 207p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784808712518
  • NDC分類 723.36
  • Cコード C0071

出版社内容情報

時代を超えた反戦と平和の記念碑《ゲルニカ》、キュビスム、新古典主義……めくるめく変化の中、生涯追い求めた表現への飽くなき追及。時代の最先端を切り開いてきた天才の傑作の数々を、迫力ある大画面で観賞できる作品集。

著者略歴
著・文・その他:大髙保二郎

大髙保二郎(おおたか・やすじろう)
香川県生まれ。マドリード・コルプルテンセ大学哲・文学部、早稲田大学文学部に学ぶ(共に大学院博士課程満期退学)。専門はスペイン美術史、バロック美術。跡見学園女子大学、上智大学、早稲田大学各教授を経て現在、早稲田大学名誉教授。近著に『スペイン 美の貌』(ありな書房)、『ゴヤ:戦争と平和』(新潮社)、『ベラスケス―宮廷のなかの革命者』(岩波新書)、『ピカソと地中海―神話的世界から《ゲルニカ》へ』(地中海学研究XLIV)、共著に『肖像画―姿とこころ』(集英社)、『堀田善衞』『スペイン美術史入門』(NHKブックス)、『もっと知りたいエル・グレコ』(東京美術)、共編・訳書に『ゴヤの手紙(上・下)』(岩波文庫)、『フランシスコ・パチェーコ著《絵画芸術》』(スペイン・ラテンアメリカ美術史研究会)など。

目次

第1章 天才の誕生:マラガ‐ア・コルーニャ‐バルセロナ‐パリ 1881~1901
第2章 青の時代とローズの時代 1902~1905
第3章 ゴズル体験―“アヴィニョンの娘たち” キュビスムの揺籃 1906~1908
第4章 キュビスム―造形革命への苦闘と足跡 1909~1914
第5章 新古典主義の時代―伝統と優美への回帰 1915~1924
第6章 変貌とエロスの時代―シュルレアリスムとの並走 1925~1935
第7章 “ゲルニカ”―戦争とヴァニタスの時代 1936~1944
第8章 長い晩年の悲喜劇―南へ、昔日の巨匠・名作との対話と苦闘 1945~1973

著者等紹介

大〓保二郎[オオタカヤスジロウ]
香川県生まれ。マドリード・コルプルテンセ大学哲・文学部、早稲田大学文学部に学ぶ(共に大学院博士課程満期退学)。専門はスペイン美術史、バロック美術。跡見学園女子大学、上智大学、早稲田大学各教授を経て現在、早稲田大学名誉教授。会田由翻訳賞(2011年)、地中海学会賞(2018年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

176
ピカソの作品は良く観ますが、体系だった作品集を読むのは初めてです。比較対象の結果、やはりMyBESTは『ゲルニカ』でした。 https://artmuseum.jpn.org/mu_gelunica.html https://www.tokyo-bijutsu.co.jp/np/isbn/9784808712518/2022/09/01

アキ

120
ポーラ美術館で「ピカソ青の時代を超えて」を観た際、1902年の作品「海辺の母子像」と「酒場の二人の女」共に日本にある僥倖を感じた。カサゼェマスの死は、マラガ生まれでバルセロナで本格的に描き始めパリに行ったピカソの青の時代の契機であり、それが画壇デビューとなった。ピカソは人間の画家であり、91歳で死ぬまで人間を描き続けた。1945年からは長い晩年に入る。死の前年に描いた自画像は、青の時代の20歳頃の自画像と目の輝きは変わってはいない。ピカソの絵の変遷とその絵にまつわるエピソードが豊富でこの画集はとても良い。2023/02/24

ジョンノレン

50
画学生期より、青の時代からキュビズムを経て新古典主義に回帰、シュルレアリスムとの距離を置きつつの併走、スペイン内乱とゲルニカの時期を徒過して、長い晩年に至る精力的な創作活動の中から127作品をピックアップ。根底から破壊的に変化する作風の移り変わりは圧巻。各時代における創作傾向、交友関係とその変節、女性遍歴等を概観しつつ、どれを取っても印象深く心に残る作品群と格闘して、くったくた。全作品の千分の1にも満たないのに。ま、原田マハさんの「暗幕のゲルニカ」を読む前の前哨戦なので、こんなもんで勘弁して貰おう。2022/11/11

koke

12
とにかく図版がでかい。文章からもいくつかヒントをもらった(コラージュとパピエ・コレ、マティスとの交流、トロンプ・レスプリ、共産党)。しかしピカソのテーマがエロスとタナトスに収斂するというのは説明になっているのか、それは芸術と何の関係があるのか。ピカソ化、擬態というのも説明がなくマジックワードとなっている。「ピカソの絵画は1925年以降、質的に低下し始めた」というグリーンバーグ説についてはもう少し保留にしておきたい。2023/04/09

kaz

5
ピカソの画風の変遷がよくわかって面白い。図書館の内容紹介は『時代を超えた反戦と平和の記念碑「ゲルニカ」、キュビスム、新古典主義…。めくるめく変化の中、生涯追い求めた表現への飽くなき追及。時代の最先端を切り開いてきた天才・ピカソの作品の数々を収録する』。 2022/10/21

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