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出版社内容情報
1873年フランス生まれのアンドレ・ボーシャンと、1928年京都生まれの藤田龍児。共に牧歌的で明るい陽光と豊かな緑にあふれた楽園のような世界を描いた。時代や運命に翻弄されながらも絵に理想郷を託した2人の作品に心癒される1冊。
東京ステーションギャラリーで開催される同名展覧会の図録兼用書籍。
内容説明
東京ステーションギャラリーで開催される「牧歌礼讃/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児」展(2022年4月16日‐7月10日)の図録兼用書籍として刊行。
目次
アンドレ・ボーシャン(アンドレ・ボーシャンの生涯と作品;図版;コラム1 ボーシャンのモチーフ;コラム2 ボーシャンと素朴派;略年譜 ほか)
藤田龍児(藤田龍児の生涯と作品;図版;コラム1 藤田龍児の制作;コラム2 藤田龍児のモチーフ;略年譜 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴロチビ
4
日曜美術館で見かけ強く心惹かれたが展覧会は行けないので図録を購入。気に入ったのは藤田の方。だが利き腕が不自由になったとか画家の来し方にはあまり興味がない。大好きな谷内こうたを思い出させる静謐さが良いと思った。おしゃれな谷内六郎っていうか。ただこうして図録を眺めているとTVで見た時ほど良さを感じないのは画面の小ささ故か。盛り上がったエノコログサがパッと見Gに見えるのにもギョッとした。画家自身がオバさんかと勘違いしてたが、オバさんニンフが舞い踊るボーシャンも悪くない。特に色彩溢れる花の描写が印刷でも充分素敵。2022/12/27