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出版社内容情報
かつて紫禁城に収蔵されていた名品を中心に、清朝第六代の皇帝であった乾隆帝をキーワードに中国の美術を読み解く、新しい視点による入門書。これだけはおさえておきたい中国美術の流れとそのエッセンスを豊富なビジュアルとともに紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
60
故宮博物館に行った事があるが余りの広さに疲れてしまった。ディズニーランドの様にこの中に宿泊施設を作るべきw美しい書の数々があり漢字が読めるととても楽しめるので日本人で良かったと心から思った。衣装の豪華さはマリーアントワネットも凌ぐかと思える程。作らされた人はさぞ大変だった事だろう。彫刻類は細かすぎてよく分からないが物凄く高価そう!日本と違って色彩が鮮やかな作品が多い。2022/11/12
yuma6287
7
乾隆帝コレクションズ。紫禁城に由緒ある品々を紹介し、清では何が美しいとされたのかを学習する一編。中国芸術を理解する上で必要な知識と、生で見たい芸術作品が増えたのが収穫。初めてもっと知りたいシリーズを手に取ったが、紹介作品も多く、簡潔な解説で展示会に行く前の予習に使えそうだ。もう少しどこが良いのかを語ってほしいため、今後は芸術新潮の特集号を中心に読んでいきたい。芸術新潮がない場合&展覧会の予習をしたいというケースで利用したい。書跡の良さを理解するのにはまだ時間がかかりそうだ。今度は専門の本で抑えよう。2024/12/06
チョビ
6
専門でモンゴル史を一応やったが、中学の時見た、イタリア人共産主義映画監督が撮った有名映画は、その良さが今でもわからない。とは言っても、「繁栄より滅び」を文学的には好む人間のため、とっつきどころがなかった清朝。この本も清が自分の意思で中華思想の頂点をいただいた時期に選んだ歴代「漢民族」の美術品コレクションということで、逆にいうと滅んだものもあったんだろうな、と寂しいし、満州民族のそれを選ばないところに倒錯的な寂しさを感じた。要するに、学びどころがない!2023/01/22
kaz
3
「中国の」と言っても、紫禁城に収蔵されていたもので、基本的には清朝第六代皇帝であった乾隆帝の文化事業によるものという制限付き。これを中国の美術の系譜ととらえて良いものかどうか、素人には何とも言えない。図書館の内容紹介は『かつて紫禁城に収蔵されていた名品を中心に、清朝第六代の皇帝であった乾隆帝をキーワードに中国の美術を読み解く入門書。これだけはおさえておきたい中国美術の流れとそのエッセンスを簡潔に紹介する』。 2023/02/15
おはじき
2
根津美術館の「北宋書画精華」展の予習に読もうと思ったものの、工芸品や陶芸品にかける割合が多く、書や絵画にまつわる記述は少なめ。乾隆帝のコレクションという切り口のために、中国美術を通覧したいというような目的にはかなわず。2023/11/29
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