アート・ビギナーズ・コレクション<br> もっと知りたいイサム・ノグチ 生涯と作品

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アート・ビギナーズ・コレクション
もっと知りたいイサム・ノグチ 生涯と作品

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  • サイズ B5判/ページ数 79p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784808712211
  • NDC分類 712.53
  • Cコード C0071

内容説明

誰も語らなかった、巨匠ノグチの本質を解き明かす。

目次

はじめに 今、なぜノグチなのか?
第1章 旅の人、ノグチ‐故郷喪失者の「宿命」―1904‐1925年(0‐21歳)
第2章 身体の人、ノグチ‐ブランクーシを超える、舞踊的身体―1926‐1949年(22‐45歳)
第3章 出会いの人、ノグチ‐日本/伝統/モダン―1950‐1965年(46‐61歳)
第4章 石の人、ノグチ‐前人未到の抽象彫刻へ―1966‐1988年(62‐84歳)
第5章 庭の人、ノグチ‐未来の芸術教室―1988‐2005年
おわりに 舞踊神、あるいは、「いきものがかり」

著者等紹介

新見隆[ニイミタカシ]
1958年広島県尾道市生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。専門は美術史、デザイン史、美術館学。セゾン美術館学芸員を経て、現在、武蔵野美術大学造形学部教養文化・学芸員課程教授。元大分県立美術館館長。二期リゾート文化顧問。イサム・ノグチ庭園美術館学芸顧問。慶應義塾大学アート・センター訪問所員。パナソニック汐留ミュージアム「ウィーン工房1903‐1932モダニズムの装飾的精神」展(2011年)の企画監修によって「第七回西洋美術振興財団賞・学術賞」を受賞。コラージュ、箱、人形、焼きもの、ガラス、食の絵のスケッチで、個展も行っている。現在は、大学で未来の学芸員を育てながら、新しいミュージアムのかたちを模索し、文化ツーリズムによって「五感と出会い」のライフスタイルを提案するアートビオトープ那須で、創業者北山ひとみ、実優母子を支えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

92
イサム・ノグチさんというと、日米に引き裂かれたディアスポラ的生涯や華麗なる女性遍歴ばかりに目が奪われて、氏の芸術そのものをしっかりと見つめてなかったような反省がある。その意味で、作品の写真を多く掲載し、ノグチさんのグローカル性やディオニソス的舞踏性を指摘する著者の解説は、とても勉強になった(尤も、現代芸術に全く鑑賞眼のない私が本当に理解できているとは思えないけれど…)。日本の美術に対する「ピカソの真似ばかりでくだらない。日本の伝統はどうしたのだ!」という厳しい言葉に、ノグチさんのプライドを見る思いがする。2021/06/06

たまきら

40
これからノグチを知りたい人にも、ずっと彼が好きな人にもお勧めできる一冊です。簡潔にまとまっていますが、一つ一つの文に著者の確かな知識と、作品への敬意が伝わってきます。主観的なのに押しつけがましくなく、とても読みやすかった。迷子のようなこのアーティストの孤独な魂を久しぶりにしみじみ感じました。北海道に行きたいなあ…。2021/05/21

イリエ

16
イサム・ノグチが影響を受けたアーティストや同時代の作品を拾いつつ解説してくれます。「るるぶ」並みに読みやすいレイアウト。それにしてもキンベル美術館や赤い立方体、草月会館などは写真でもこの凄み。「あかり1AS」の広告も素晴らしい。いやあ、かっこよいのぉ。2022/07/09

遠い日

11
「アート・ビギナーズ・コレクション」シリーズ。気になる気になるイサム・ノグチ。気になるわりには断片的にしか知らないまま。新見隆さんの解説は、饒舌でありつつ、整然と差し出されて、ほぼ素人にも親切だ。きっとたくさんのことばを削ったはずだ。イサム・ノグチの芸術の変遷と通奏低音のように流れる思想。作品をこの目で見たいと強烈に感じた。2021/06/18

ganesha

6
ノグチの生涯、作品を多くの図版や、和泉正敏氏をはじめ彼を知るひとたちの談話とともに紹介した一冊。都美の展覧会には行けず悲しいけれど、モエレ沼公園が身近にあった僥倖に感謝しつつ読了。「石の中に眠る舞踏神」を感じに牟礼の美術館を再訪したい。2021/07/20

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