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目次
序章 生い立ち
第1章 画家としての出発
第2章 独自の絵画の確立―ブルターニュ
第3章 野生を求めて―第1期タヒチ時代
第4章 失われた楽園―第2期タヒチ時代
終章 見果てぬ夢―ヒヴァ=オア島
著者等紹介
六人部昭典[ムトベアキノリ]
1953年、京都府生まれ。大阪大学文学部(西洋美術史専攻)卒業、同大学院修了。関西の大学で教鞭をとったのち、2006年より実践女子大学(美学美術史学科)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
57
フランス生まれの画家ゴーガンの作品と生涯について。以前、原田マハさんの「リボルバー」の登場人物としてゴーガンが描かれていたので、興味を持って読んでみた。実をいうと、こんなにたくさんのゴーガンの作品を見るのはこれが初めて。好きだなあ良いなあと思う作品にはあまり出会わなかったけど、これはもう好みの問題だから仕方ない気もする。タヒチにパリとかでは出会えないものを求めていたゴーガンと、アルルに日本を求めていたゴッホ。共同生活は上手く行かなかったけど、どこか似通ったものがあったのかも、とは思う。2022/04/30
サラダボウル
17
今はゴーギャンでなく、ゴーガンなんだ‥。パリに生まれるも、すぐにペルーへ。6才で帰国。波乱万丈人生、証券仲買人から画家の道へ(妻子あり)。仏辺境の地ブルターニュに魅せられ、その後タヒチへ。都市と原始。個人的にはブルターニュの絵がしっくりくる。「月と6ペンス」今なら読めるかな。2023/04/16
takakomama
4
2009年に刊行された「もっと知りたいゴーギャン」を改題。ゴーギャンの表記をすべてゴーガンに変更。ゴーガンにとって、タヒチがユートピアだったのかな。 2022/07/11
tosh
0
タヒチ以降やゴッホとの共同生活、軋轢のイメージが強いゴーガンだが、個人的には1888年の総合主義を確立してしばらくの作品が好きです。平坦で単純化され、カラフル。 「説教のあとの幻影」「黄色いキリスト」「黄色いキリストのある自画像」など。2024/03/21
たろーたん
0
ゴーガンの絵で有名なのは後期のタヒチの絵と、大作『我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか』だろう。しかし、意外と初期・31歳の時の『イエナ橋付近のセーヌ河』『カルセル街の雪景色』とかの方がシンプルにすごさが分かる。どちらも風景画だが、その場所の雰囲気まで伝わってくる。また、変態性・独自性なら、中期である40歳ごろの、真っ赤な背景で女性たちが祈ってる『説教のあとの幻影』や、髪の赤いキリスト『オリーヴ山のキリスト』、『黄色いキリスト』の方が印象的。(続)2024/03/12
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