著者等紹介
高橋明也[タカハシアキヤ]
1953年生まれ。美術史家。東京藝術大学大学院美術研究修士課程修了。国立西洋美術館学芸課長を経て、2020年8月まで三菱一号館美術館館長。専門はフランス近代美術。2010年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章。企画展覧会、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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midorino
3
17世紀オランダで活躍した二人の画家、レンブラントとフェルメール。「光」の描写にこだわった二人だけれど、それぞれの光の捉え方や扱った題材の違いが分かりやすく解説されていた。2021/10/30
ちい
1
光をうまく表現した画家といえば、フェルメールだと思っていたけど、レンブラントの作品を知って以降、レンブラントこそ、光を操る画家ナンバーワンだと思うように。 レンブラントの絵の中に見られる、レースや金属、装飾品や生地の質感など、全ての物質に光と影が表現されている。フェルメールも同じく光を捉えた絵ばかりだが、レンブラントの絵は、絵画の中の人物の感情が手に取るように分かるので、そこがフェルメールの絵より好きだと私が思う理由。 オランダの、門外不出と言われるレンブラントの傑作『夜警』、いつかこの目で見てみたい。2024/02/04
Y
0
★★★★☆2022/04/30