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目次
真実のミュシャ
第1章 誕生からパリ・デビューまで(伝説の女優サラ・ベルナール;ベル・エポック;ミュシャと象徴主義、オカルティズム;ミュシャと芸術家たち;ポスターの黄金時代;ミュシャと写真)
第2章 世紀末の光と影(1900年のパリ万博;アール・ヌーヴォー;巷の芸術、民衆の芸術;デザイナー・ミュシャ;ミュシャとアメリカ;ミュシャと女性)
第3章 故郷に帰る(プラハのアール・ヌーヴォー;ミュシャの祖国愛;油彩画家としてのミュシャ;スラヴ叙事詩;スラヴ叙事詩ができるまで)
著者等紹介
千足伸行[センゾクノブユキ]
1940年東京生まれ。美術史家。広島県立美術館館長。東京大学文学部卒業。TBS(東京放送)を経て、国立西洋美術館に勤務。1970~72年、西ドイツ(当時)政府給費留学生としてドイツに留学し、ミュンヘン大学で主にドイツ・ルネサンス美術を学ぶ。帰国後、国立西洋美術館主任研究官、成城大学文芸学部教授を歴任し、数多くの展覧会を監修。2015年より現職。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
*+:。.もも.。:+*
14
知人がミュシャ展に行ってきたと聞き、絵画の基礎知識ゼロの私はググってみたら、見たことある絵だ!とちょっと知りたくなってきた。ズブの素人にもわかりやすい解説だった。晩年溢れんばかりの祖国愛と成功を引っさげて帰国したのに最後は拷問を受けて亡くなるなんて… 日本の少女漫画にも影響を与えたらしいけど絵を見てるとなんとなく納得。2020/10/01
なむさん
11
ミュシャの絵が沢山みられて幸せになります。リトグラフって何?レベルの知識のなさでしたが、時代背景やミュシャの人生についてもきちんと説明されていたので、おいてけぼりになることなく読めました。綺麗な女の人の絵が大好きなので、ずっと眺めていられます。繊細で優美な線で描かれた美しい絵にどれだけの激しい情熱が込められているのか。ブローチや彫刻ははじめて見たのと、絵も色んな作風があって、ポスター画家と思っていたミュシャのイメージが変わりました。2020/02/05
P-man
6
ミュシャは晩年のスラヴ叙事詩に明らかなように、油彩画家・歴史画家としても注目されているが、実際に本書で紹介されている「荒野の女」は凄まじい。ミュシャでもっとも印象的な絵になりました。パリ時代の優美洒脱な女性像を描いた人とはとても思えない。この本を持って、世界有数のミュシャコレクションを持つ堺市のミュージアムにもう一度行きたくなりました。というか、行く。2020/08/15
ume
5
★★☆☆☆ 1860-1939 チェコ パリ サラ・ベルナール ポスター アール・ヌーヴォー スラヴ民族 祖国愛2024/12/31
のろま君
5
このシリーズ好きすぎてたまに読んじゃう。これを読むまではミュシャについて少しも知らなかった。表紙に一目惚れして色々と学んだ。どれも好みの絵柄ばかりで、ぜひ生で絵を拝みたいと思った。2022/07/08