目次
仏教版画の流れ
奈良時代
平安時代
鎌倉時代
南北朝時代
室町時代
墨摺手彩色
江戸時代
江戸時代のお札
版木
著者等紹介
内田啓一[ウチダケイイチ]
1960‐2017。昭和35年(1960)横浜市に生まれる。平成元年(1989)早稲田大学大学院博士後期課程満期退学し、同年から町田市立国際版画美術館に学芸員として勤務する。平成12年(2000)昭和女子大学日本文学科教授となり、平成23年(2011)からは早稲田大学文学学術院教授として教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鯖
13
版画が必要とされるのは、祈りに圧倒的数の暴力が求められる時なんじゃないかなと。百万等陀羅尼もそうだし、それこそマニ車もそうだし。祈ることしかできない場面というのはどうしようもないことも多くて、だからこそ数を重ねることで形として何かを残すしかないというか。しかし地蔵地蔵地蔵な3.9㎝の地蔵菩薩像5100体の数の暴力すごい。米一升分とされる46000粒で観音菩薩のゆかりの数をめざしたのではということだったけど、後40000地蔵ほど足りておらんぞ。ハンコぺたぺたより、ローラー式ハンコのがいいよなこれ。2018/10/24
kaz
0
美術作品の域に達するもの、美術作品と言うよりは日常の信仰の表れのようなもの、迫力の感じられるもの、ちょっと可愛く見えるもの等々、多様な仏教版画(印仏と摺仏)を紹介。眺めているだけで、ちょっとありがたい気持ちになってくる。 2018/11/25
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