内容説明
絵画にしか成し得ないリアリズム。新しいベラスケス像をお見せします。
目次
1 1599~1622年 0~23歳 セビーリャ時代―修業時代から駆け出しの画家へ
2 1623~1631年 24~32歳 宮廷画家の階梯と肖像―葛藤から超越へ
3 1632~1648年 33~49歳 成熟する芸術―イタリア帰国後の活躍
4 1649~1660年 50~61歳 晩年の栄達―絵画芸術の完成
著者等紹介
大高保二郎[オオタカヤスジロウ]
香川県生まれ。早稲田大学名誉教授。マドリード大学哲・文学部大学院博士課程留学、早稲田大学大学院博士課程満期退学。専門はスペイン美術史、バロック美術。跡見学園女子大学、上智大学、早稲田大学各教授を歴任
川瀬佑介[カワセユウスケ]
1977年東京都生まれ。上智大学、東京藝術大学大学院(博士後期課程満期退学)を経て2002‐09年、ニューヨーク大学大学院美術研究所に留学。メトロポリタン美術館T・ルソー研究員、長崎県美術館学芸員ののち2012年より国立西洋美術館に勤務、主任研究員。専門は17世紀を中心とするスペイン・イタリア美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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