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出版社内容情報
【著者紹介】
1936年、福岡県生まれ。1963年、九州大学文学部(美学・美術史専攻)卒。1969年、長崎県立美術博物館学芸員を経て、1974年、福岡市美術館の建設に取り組み、1979年の開館後は学芸課長、事業管理部長、副館長を歴任。1999年、福岡アジア美術館の初代館長(のち顧問となり2015年退任)。著書に『吉田博全木版画集』(共著、阿部出版)、『福岡市美術館叢書4・吉田博資料集』『山と水の画家 吉田博』(弦書房)などのほか、論文多数。
目次
第1章 不同舎時代と画壇デビュー
第2章 アメリカでの活躍と太平洋画会の創立
第3章 文展での成功と山岳への思い
第4章 新しい木版画の創造
著者等紹介
安永幸一[ヤスナガコウイチ]
1939年、福岡市生まれ。1963年、九州大学文学部(美学・美術史専攻)卒。1969年、長崎県立美術博物館学芸員を経て、1974年、福岡市美術館の建設に取り組み、1979年の開館後は学芸課長、事業管理部長、副館長を歴任。1999年、福岡アジア美術館の初代館長(のち顧問となり2015年退任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
38
図書館の美術の棚で、知らない画家の絵を片っ端から見ていって見つけた吉田博。いいねぇ。リアリティがありつつも情緒がある。シンプルなのに深みがある。絵のために野営もする人だから、山の怖さも含めたよさが絵にこもっている。水彩、油彩、版画のどれもいい。版画のシンプルでくっきりした色や形が好きなんだなと改めて気づく。油彩の『渓流』も止まっているのに流れているような描写。水彩のターナーのような空気感もいい。初期の水彩の瑞々しさも好きだな。青木繁の向こうを張って太平洋画会を立ち上げた重鎮だったんですね。いい人見つけた。2022/10/23
かんちゃん
25
書店を訪れて、アッと声をあげそうになった。好きな画家、吉田博の作品集があるではないか!帯が少し傷んではいたが、思わず本を抱きかかえてレジへ向かった。既刊の「全木版画集」は図書館で借りたことがあったが、この作品集には、木版画の主要作品はもちろんのこと、初期の水彩画や油彩画も収録されているおり、価格も手頃だ。どうやら生誕140年を記念した展覧会が千葉市美術館を皮切りに巡回しているらしい。繊細でありながら骨太な吉田博の作品は、心理学者のフロイトや英国のダイアナ妃も愛していたいう。とても嬉しい買物が出来た。2016/04/16
徳浄さん
14
日本でよりも海外で評価が高い芸術家のひとり。今年NHKの番組で紹介されて知った。番組では木版画の素晴らしさを強調していたが、作品集を見ると油彩も素晴らしい。特に山を描いたものは迫力といい色といい、好きにならずにいられない。10月に上高地に旅したが、そのままの風景が、この本のP3に載っていた。改めて、実物をみたいなあと思った。2016/12/07
ねね
12
こないだNHKだか何処だかで紹介されていた、風景を見られない人に届けるために自分は描くんだ――と仰っていた作家の作品集。TVで見ると、その光と影のすばらしさにとても目を惹かれたのだけれど、こうして紙に印刷するとどうにも弱い感じがする。綺麗なのは綺麗なんだけど…。実際に美術館で刷られた物を見たら違うかもしれません。私は川瀬把水の方が好きでした。2016/07/30
yuna☆
10
先日、ネットを徘徊中に、偶然にも彼の版画絵を目にして度肝を抜かれた。まさに一目惚れ。古いのにどこか新しい。優しくて美しい。何にも似ていない。その時初めて知った「吉田博」と言う名前。昨日 ぼんやりと図書館でイスに座ったら偶然に目に入った吉田博と書かれた背表紙。すぐさま手に取った。絵だけではなく、彼の生涯についても詳しく書かれていた。彼の生涯には、あまり興味がなかったものの何となく読み始めたが、冒頭の山での云々からとっても引き込まれる。博、凄いよ!凄すぎる!! 2017/08/27
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