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内容説明
重要文化財四点、重要美術品三点を含む、十四点の又兵衛作品を所蔵し、又兵衛を語るうえで欠くことのできないコレクション。特に、長大な三絵巻の全場面をカラー画像で紹介した。
目次
1章 山中常盤物語絵巻
2章 浄瑠璃物語絵巻
3章 堀江物語絵巻
4章 故事人物画・物語絵(柿本人麿・紀貫之図;寂光院図;伊勢物語図(鹿と貴人図)
官女図
楊貴妃図
歌仙図小野小町
歌仙図斎宮女御
歌仙図中納言兼輔
歌仙図貫之
歌仙図猿丸太夫
自画像)
著者等紹介
矢代勝也[ヤシロカツヤ]
1965年、神奈川県生まれ。1995年よりMOA美術館に勤務。現在、MOA美術館学芸課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風に吹かれて
17
岩佐又兵衛勝以(かつもち)(1578-1650)は荒木村重の「子あるいは孫」として生まれ…とあり、「子」と思っていたのだが…ということで、ネットで調べると村重の「末子」と書いてあるものがあり、が、しかし、納得してしまったのはブリタニカ国際百科事典の「村重の妾腹の子」という説明。村重か村重の子のお妾さんの子かも…ということで「子あるいは孫」ということなのか、と思った次第。 →2024/07/18
うしうし
4
2013年刊。MOA美術館が所蔵する又兵衛風絵巻(『山中常磐』・『浄瑠璃物語絵巻』・『堀江物語絵巻』)および「勝以画」といわれる絵画が、カラー図版で見ることができる図録。黒田日出男センセの『岩佐又兵衛と松平忠直』・『岩佐又兵衛風絵巻の謎を解く』の論旨を理解するために、市民図書館から借り読み。迫力のある色彩や又兵衛風絵巻がもつ特徴を確認できる。2020/08/16
takakomama
2
「奇想の系譜展」の予習。MOA美術館所蔵の絵巻や人物画などの作品集。3つの絵巻は、どれも長大な物語で、仇討など血なまぐさい場面も多いです。描かれている場面の説明がわかりすく、全編をオールカラーで堪能しました。2019/02/14
千桜姫
2
図書館で借りました。もう何年も前に少女漫画で彼の存在を知った時から興味を持ってました。題材が彼の人生を反映させているので、切なくなります。2016/10/14
analjustice
0
今夏のMOA美術館での山中常盤物語絵巻展示に備えて。本屋でも品切れが多い本ですが偶然東博で見掛けて購入出来て嬉しい。2019/04/08