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目次
1 小さな宝石の誕生―1864~1881年 0~17歳
2 アウトロー画家への第一歩―1882~1890年 18~26歳
3 モンマルトルのボヘミアン―1891~1893年 27~29歳
4 世紀末パリに生きて―1894~1896年 30~32歳
5 “旅”からの帰還 最期の日々―1897~1901年 33~37歳
終章 ロートレックの没後とその影響
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
50
フランスの酔いどれアウトロー画家、ロートレック。モンマルトルで正統な油彩を学んだのち、ムーランルージュなどのカフェやキャバレーのポスター画家として名を馳せた。クセが強いタッチの画風なので「綺麗〜」といいながら迂闊に近寄れない影がある雰囲気の絵である。ヴォーグで有名なスタイル画家、ルネ・グリュオーにも多大なる影響を与えたとされるが、個人的にはアクが強くて少し苦手な作風かも…グリュオーの画集が出てなかったからロートレックを買ったと言うのはここだけの秘密。すみません。2017/04/07
keroppi
41
先日観た「ロートレック展」を思い出しつつ。版画の大胆な構図と色彩が特に好きなだが、娼婦たちの日常を捉えた作品の数々にも惹かれてしまう。短くも芸術に燃えた人生。2018/01/24
どぶねずみ
24
酒に蝕まれて36歳という短い生涯だったロートレックの印象的な作品は、娼館に通い詰めて娼婦の相談にのりながら書き上げたというレズビアン絵画。18世紀中頃のパリでレズビアン文化があったのか。そして喜多川歌麿が描く浮世絵にインスピレーションを受けて製作したとも言われる『彼女たち』も素敵な作品。2018/10/21
風に吹かれて
18
ダンサーが片方の脚を高く上げた≪ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ≫をはじめとした数々のポスターが有名なロートレック(1864-1901)。人物描写の的確さ、画面構成の素晴らしさ。17歳のころに描いた絵を見ると躍動感がある馬や人物の内面までも描出する写実力に唸ってしまう。それだけの描写力があればこそのポスターだったのだ。 →2022/08/23
Sakana
5
私が一番好きな画家2015/09/10