内容説明
森羅万象、絵にできないものはない…by北斎。「いけにえ」から「すけだち」まで、いろは順に一三七一語収録。
著者等紹介
永田生慈[ナガタセイジ]
1951年、島根県津和町生まれ。葛飾北斎美術館館長。美術評論家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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三十郎椿
2
北斎の絵手本。眺めているだけでも楽しめたが、中には絵を見てもわからないものもあるので意味や注釈付だったら良かった、と思う。杉浦日向子さんの解説が欲しいところである。2012/01/22
ギルヲ
0
江戸文化イラスト百科と副題がついてます。まさにその通りの内容なんですが、北斎の凄いのは軽く描いてる絵がすべて人間の動作の典型だということで、これは当時とすれば一つの発見ではないか。余談ですが、故・桂枝雀師匠の動作がこの絵の人物とそっくりでした。研究されたのかもと思うだけで少し嬉しい。2014/11/22