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内容説明
歌舞伎のストーリーを楽しみながら芝居を観ているような臨場感で写楽の役者絵が味わえる、画期的「写楽」入門書。
目次
第1期 写楽のデビュー(「花菖蒲文禄曾我」;特集 江戸の敏腕プロデューサー!蔦屋重三郎;特集 浮世絵師対決!同じ役者がこんなに違う;「敵討乗合話」 ほか)
第2期 写楽の挑戦(「けいせい三本傘」;「二本松陸奥生長」;「神霊矢口渡・四方錦故郷旅路」)
第3期 凋落の始まり
第4期 写楽の終焉(特集 写楽とは何者だったのかそして、なぜ消えたのか)
著者等紹介
浅野秀剛[アサノシュウゴウ]
1950年、秋田県生まれ。立命館大学理工学部数学物理学科卒業。2007年学習院大学において博士号(哲学)取得。千葉市美術館学芸課長を経て、現在、財団法人大和文華館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千尋
18
江戸時代の浮世絵師・東洲斎写楽の浮世絵を見ながら、歌舞伎の舞台のストーリーを楽しむ本です**浮世絵の中でも写楽の絵が大好きだったので、読んでいてとても楽しめました**様々な歌舞伎役者の表情を生き生きと描く写楽の絵は本当に素敵だと思います*写楽については今でも謎に包まれてるので、今後の研究で解明出来たらいいなと思っています**2013/12/06
sawa
14
★★★★☆ 2011年に上野の国立博物館の平成館で行われていた展示会と同じ内容。いい展示会だった。写楽の役者絵を、演目の筋や、書かれた場面とともに説明しているため、その表情のわけなどが分かって面白い。ページが折りたたまれているので、何枚も並べて見ることができる工夫がされている。展示でもあった、一人の役者を他の絵師がどう描いたか比較したりなどの、企画がおもしろい。2012/03/15
ムク
7
写楽展のガイドブックかと思うほど、今回の展示内容にぴったりだった。歌舞伎のストーリーと写楽の作品をこんな風に解説してくれた本はこれまでなかったと思う。印刷もとてもきれいで、雲母摺りの輝きがこれほど再現されているのは画期的。2011/06/20
むつぞー
5
すご~い!雲母摺りがキラキラしてる~。図版も大きいし、歌舞伎の演目もイラスト付きで分かりやすい。今上野でやってる「写楽」の予習・復習にもってこいだわ。2011/06/08
karasu
5
絵だけだと良く分からないので、ストーリーから背景が分かるのはありがたい。2011/06/08