内容説明
注目度の高い絵画、仏像、やきもののジャンル別構成。さらに暮らしと美術では工芸なども含め、美術品が実際に用いられた環境を図解で再現。時代ごとに重要テーマを見開きで解説。名品紹介と併せて、様式・流派・種類などは図解で整理し、おおまかな流れや関係をつかむことができる生涯使える日本文化史の副読本。
目次
第1章 絵画(装飾古墳壁画―日本絵画のあけぼの;古代の仏教絵画―絵画の発展は仏画から ほか)
第2章 仏像(請来仏―崇高なる美;止利様式の仏像―神秘のほほえみ ほか)
第3章 やきもの(縄文土器―やきもののはじまり;弥生土器―農耕民の土器 ほか)
第4章 暮らしと美術(古代副葬品の美;古代寺院の荘厳 ほか)
著者等紹介
田中日佐夫[タナカヒサオ]
成城大学名誉教授。秋田県立近代美術館名誉館長。昭和7年岡山市生まれ。平成11年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
umeko
4
広く浅く、そして分かりやすく、カラー写真も多くて、素人にはちょうど良かったです。2012/04/17
ぷー
0
日本の美術を、分類して特徴づけてざっくりと教えてくれる一冊。ところどころ図表を使用したり時系列化されていて、分けかたも、読みやすい部類かと。とはいえ、実際にものを見ないと本当にはわからないので、実際にみたあとに復習という形で使うのが理想的かと。この出版社のてのひら手帖図解〇〇のシリーズと一緒に見ればさらにわかりやすいかも。2015/05/08
さおっち
0
美術検定対策の参考書として、おすすめ。日本美術の概要が分かりやすくまとめてあります。またこのシリーズはカラー写真が多いので、実際の作品を知りたいときに便利です。2010/10/09
317
0
私のように美術に関してぜーんぜん知識のない人が、さらーっと日本美術について知りたい!というときに良い本じゃないかと思います。あくまで、さらっと。知識のある人にとってはおそらく物足りないんじゃないかな。2010/08/06