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内容説明
西洋絵画を理解するための代表的なキーワード66と、250以上のサブ・キーワードで、絵に描かれた約束事―シンボル(象徴・記号)・アレゴリー(寓意)・アトリビュート(持物や目印)―を簡潔に解説。
目次
1章 空間(世界と宇宙)(天国―“最後の審判”を経た人々がむかう至福の世界;地獄―罪人達が永遠の業火に焼かれる世界 ほか)
2章 時間(時の流れ)(時―視覚化が難しい人類普遍の永遠のテーマ;四季―時の流れや人生とも結びつくポピュラーな絵の主題 ほか)
3章 人間(生と死;日々の生活 ほか)
4章 自然(動物の世界;植物の世界 ほか)
著者等紹介
千足伸行[センゾクノブユキ]
1940年東京生まれ。東京大学文学部卒業。TBS(東京放送)を経て国立西洋美術館に勤務。1970‐72年、西ドイツ(当時)政府給費留学生としてドイツに留学。1979年より成城大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かえる
2
様々なテーマを元に、有名どころからわりとマニアックな絵画まで紹介されていて、こんな面白い絵があるのか!という発見に満ちています。「よみとき」とあるだけあって、細かなモチーフの意味も丁寧に解説されているのがうれしい。「すぐわかる」シリーズは大変ありがたい存在です。2012/02/15
Taka
1
世界中の美術館巡って楽しくなるようになりたい。まだまだ勉強不足で知らないことばかりだし、絵を見ても読み取れないことばかりで、人の見識をなぞるばかりだけどいつかどの時代の絵でも自分なりの解釈を楽しむことができたら。スルバラン画家に扮したお猿さんが可愛かった。この絵をルーブル で見つけた日にはそれは嬉しいだろうなあ。2019/10/19
けんたろう
1
p23絵画内世界と読み手をつなぐ役目の後ろ姿の人物 ファム・ファタール=運命の女「思春期」ムンク 「戦争」ルソー ヴァニタス=「空、空虚」 アトリビュート=「神や聖人の象徴、持ち物、目印」2017/01/29
し ま し ま
1
知識を持って絵を観る、というのをしてこなかったのでとても興味深かった。解説もわかりやすくて自分にとってはよかった。2017/01/21
meg
1
最近美術館を訪れると音声ガイドを利用することが多い。特に西洋絵画のモチーフにはお約束があって、一見何気ない小さな書き込みが何を象徴・意図しているかがわかるとその絵を何倍も楽しめるからである。本書では、空間・時間・自然・人間に分類した66のキーワードが、実際の絵画のモチーフを使って解説されている。絵画のシンボルや象徴について体系的な知識が身に付けば、美術館巡りがもっと楽しくなるにちがいない。2013/06/02
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