アート・ビギナーズ・コレクション
もっと知りたい速水御舟―生涯と作品

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  • サイズ B5判/ページ数 79p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784808708382
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0071

目次

序章 おいたち・少年時代
第1章 画家への歩み―修業時代
第2章 日本美術院同人となる―写実への探求
第3章 高揚期―写実と表象の融合
第4章 欧州巡遊―一年間の美術行脚
第5章 早すぎた終焉―日本画の可能性を求めて

著者等紹介

尾崎正明[オザキマサアキ]
1948年埼玉県生まれ。早稲田大学文学部美術史学科卒業・同大学院修士課程修了。1974年より東京国立近代美術館に勤務、同館副館長を経て、現在京都国立近代美術館長

古田亮[フルタリョウ]
1964年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科日本東洋美術史専攻博士後期課程中退。1993年より東京国立博物館に勤務。東京国立近代美術館主任研究官を経て、東京藝術大学大学美術館准教授。担当展覧会「揺らぐ近代」など多数

鶴見香織[ツルミカオリ]
1969年埼玉県生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。1993年より群馬県立近代美術館に勤務。2006年より東京国立近代美術館主任研究員。担当展覧会「近代南画展」など多数

吉田春彦[ヨシダハルヒコ]
1952年神奈川県生まれ。湘南学園高校卒業後、日本画家富取風堂に師事。絵画研究のかたわら速水御舟の調査・研究に携わり『速水御舟大成』(全3巻・小学館)を編纂(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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クサバナリスト

11
御舟展に行くための予習で先ほど読み終えた。が、展覧会は今日が最終日だった。しまった❗早いうちに行けば良かった!!!2016/12/04

量甘

10
『生誕125年記念 速水御舟』を観て。四十歳という若さで亡くなるまで自らの芸術を求め、挑戦し続けた速水御舟の生涯を作品とともに紹介している。晩年の作品の『牡丹花』では、墨で描かれた牡丹の花びら一枚一枚から醸し出される美しさに心惹かれた。この本にある女性像の作品も実際に観に行きたい。2019/07/30

rapo

6
年代によって変わっていく画風を追いながら、写実的でありながら美しく幻想的な世界に惹かれました。晩年の作品はますます気高く、現実にはない心象風景を描いたのですね。「炎舞」だけではない、御舟のさまざな絵の魅力が満載でした。2020/07/12

ソバージュ

4
日曜美術館の番組を見て興味が湧いた。思わず触りたくなるツルツルの皿やザクロ、湿度を含んだ空気感、様々な作風・・繊細であり魅惑的であり。 2016/01/19

deerglove

2
すっかり今年は生誕300年の若冲に話題が集中しているような状況ですが、いやいや、ここにも天才がいるじゃないですか。〈炎舞〉おぉそうか、速水御舟作品だったのですね。他にも、全然作風の違う〈洛北修学院村〉〈鍋島の皿に柘榴〉〈山桜〉〈翠苔緑芝〉〈名樹散椿〉などなど、驚くべき成果の数々に嘆息するばかり。2016/05/17

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