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産地別すぐわかるやきものの見わけ方

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  • サイズ A5判/ページ数 135p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784808706951
  • NDC分類 751
  • Cコード C0072

出版社内容情報

技法・素材・伝統など、それぞれの産地で違うやきものの魅力に具体的にアプローチし、見わけるポイントをまとめた今までにない入門書。専門的な知識もイラストやチャート・コラムにわかりやすく整理した。

内容説明

素材・技法・伝統など、産地ごとのやきものがもつオリジナルな良さを、「ここが魅力!」としてまずはじめに示し、それぞれの魅力について本文で詳しく解説します。

目次

日本のやきもの(平清水焼―山形;会津本郷焼―福島;益子焼―栃木;笠間焼―茨城 ほか)
海外のやきもの(ウェッジウッド―名工ジョサイアの誇りを今に伝える;リモージュ―パリの貴人に愛された、純白の器;中国―世界に君臨した、神秘の国の磁器;リチャード・ジノリ―ルネサンス絵画を思わせる美しい色彩 ほか)
もっと知りたい人のために(器のかたちと各部の名称;やきものの種類のはなし・窯のはなし;焔のはなし・釉薬のはなし;やきものができるまで(土作り;成形;施釉と装飾;焼成) ほか)

著者等紹介

佐々木秀憲[ササキヒデノリ]
有田ポーセリンパーク取締役学芸室長。昭和36年佐賀市生まれ。主な著書に共著『日本やきもの史』(美術出版社)ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

OjohmbonX

3
産地別に陶磁器の特徴・歴史がカラー写真で概説されていて、コンパクトによく整理されていてありがたい。(たださすがに実際に数を見ないと「見わけ方」が「すぐわかる」ようになるとは思えないけれど。)ある程度知ってると陶器市を見ても楽しい。今なら絶対に収録されるだろう波佐見焼が載ってないのは、本書が00年刊で、波佐見焼が誕生したのが、04年の牛肉産地偽装問題の余波で、有田焼の一部だった波佐見産陶器が有田焼を名乗れなくなったからで、そう考えると改めてすごいブランディングの成功例だなという気がする。2023/07/22

Anna Shibata

1
図書館本。意外と面白い。日本の焼き物には、中国の染め付けを目指した焼き物と須恵器から発展した日用品のざっくり2つの潮流があるらしいってことがわかった。そこに茶人の千利休や織部、民芸運動の柳宗悦や濱田庄司が作り出したトレンドが影響して、各地の焼き物に特徴をつけていった、というのが、例外はあるが、日本のやきものの歴史の大筋らしい。2018/02/26

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