内容説明
本書では、チャート式を取り入れ、図表をたくさん入れた。歴史というのは、断絶しているようにみえても連続している。ある時代は、その前の時代抜きには語れない。大きな歴史の流れをつかんでおくことが必要で、それを第1章とした。権力者だけでなく、庶民の生活史にも目くばりをし、歴史のうねりが感じとれるよう工夫している。第2章では、通史ではどうしてもカバーしきれない部分、知りたい、あるいは、知って得をする二十二の項目をピック・アップした。
目次
第1章 日本史の流れ(旧石器時代―日本列島のあけぼの;縄文時代―縄文人の暮らし;弥生時代―弥生人の暮らし;古墳時代―大和政権の成立 ほか)
第2章 テーマ別日本史(貿易の歴史;貨幣の歴史;税の歴史;農業の歴史 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
4
テーマごとの歴史が面白い。化粧とか食事みたいな日常のことから沖縄、アイヌみたいなハードなテーマまで、見開き一ページになかなか面白いものを入れてきてると思う。通史のほうは、わかるためというよりよほど急仕込みで流れだけ把握する人用。図表がたくさんあるのはこの手の本としては当然評価すべきポイント。さらりと年表を確認したい時に使う感じ。通史よりは雑学本としての方が使い道がありそうだ2012/08/02
HITO
0
積読生活が長かった一冊。少ないページ数でよくまとめられている。おかげで各時代の特徴を一言で表すことができるようになった。ただ、批判的に読む知識があるとなお深まる。2014/10/12
Meroe
0
うん……すぐわかるわけなかった。薄っぺらい。テーマ史はちょっと面白い。お風呂の歴史が気になる。2011/04/24
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