内容説明
日本の宗教の特色を時代の流れにそって展開。各宗教の本質をつかむ“ことば”をピックアップ。宗教家の生涯のポイントを整理。難しい宗教用語もわかりやすく解説。
目次
第1章 素朴な信仰―縄文~奈良時代(縄文人の祈り―アニミズムの世界;農耕儀礼と祭り―豊穣への祈り ほか)
第2章 国家と宗教―古墳~平安時代(仏教の伝来―百済より贈られた仏像・経典;聖徳太子と仏教―仏法の興隆 ほか)
第3章 救いと悟り―平安~室町時代(空也と念仏―聖と踊り念仏;源信と浄土教―浄土への往生 ほか)
第4章 宗教統制と民衆―鎌倉~江戸時代(神道思想―理論化されていく神道;蓮如と一向一揆―仏法を守るための戦い ほか)
第5章 宗教の現在―明治期~現代(王政復古と神仏分離―廃仏毀釈と護法一揆;明治とキリスト教―ロシア正教会とプロテスタント ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
邑尾端子
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我が国の宗教とその歴史について「最低限この程度は知っておくべき」という点を簡潔にまとめた一冊。すぐわかるシリーズというと学生の参考書のようなイメージがあるが、短時間で要点をつかめる構成になっているので、私のような「宗教に関わることを忌避するあまり無知なまま大人になってしまった」という多くの社会人にもオススメ。平成12年の初版本だからかもしれないが、現代の新興宗教に関する記載が少なく、オウムやライフスペースなどの新興宗教に全く言及されていないのが残念であった。(重版では加筆されてるかも?)2012/06/27
akko
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読み易く、解説されていて、助かりました。2020/09/17
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