出版社内容情報
絵画は街道筋の寺社、橋梁、一里塚はいうまでもなく各宿の本陣、全体の家なみなど精細を極める
内容説明
江戸幕府道中奉行所が文化3年(1806)に編修した本絵図は、東海道・中山道をはじめとする五街道はもとより、幕府所管の全道にわたって調査・測量を行って完成した驚異の実測街道絵図である。本絵図は、沿道の宿・村・寺社・橋梁・祠・大樹や宿村の境界点に至るまで正確・克明に描かれ、近世史・交通史・地理・社会・経済・文学・郷土史等の各分野の必須資料であり、沿道の住民にとっては、170年前の歴史と風土を今日に伝える、伝承の家宝である。
目次
絵図篇
解説篇