内容説明
しみじみ、おいしい「おまん」は、普段づかいの京の和菓子。人々の暮らしに寄り添う味を作る「おまんやさん」を訪ねて―懐かしく心暖まる京の日常に触れる、ちょっとディープなお散歩ガイド。
目次
祇園~清水寺~三十三間堂(祇園饅頭;福栄堂 ほか)
平安神宮~下鴨・上賀茂(職人の手仕事を訪ねる1 大黒屋鎌餅本舗;出町ふたば ほか)
京都御苑~金閣寺(職人の手仕事を訪ねる2 銭幸餅本点;本家尾張屋 ほか)
河原町~京都駅(職人の手仕事を訪ねる3 今西軒;小松屋 ほか)
太秦~嵯峨野・桂/伏見(米満軒;松楽 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねむねむあくび♪
45
図書館の本。地図ページの切り取られた可哀想な本だが、本の内容自体はとても良かった。2009年の刊行だが、写真がもっと古く懐かしい印象を与えて、とても素敵。お洒落な雑誌のコジャレたグルメ記事を、一冊の本にしたのでは無い。京都銘菓の高価なお菓子を並べ立てた本でもない。日々の暮らしで愛されている、普段使いの飾らない正直なおやつが、作る人の顔が見える写真と共に紹介されている。京都に限らず、昔はどこの町でも、こんなふうな地元の和菓子屋さんが愛されていたんだろうな(*´ω`*)2015/07/02
fu-min
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子供のころから食べていたおまんやさんが何軒か掲載されていて嬉しかった。「おまんやさん」と言ういいかたも懐かしい。2014/01/13
たまゆら
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15年くらい前、勤めてた会社の社長がたまに買ってきてくれたふたばの豆大福、めちゃめちゃ美味しかったっけ・・・。今や百貨店でも手に入るが、あの頃ほどの美味さを感じないのはなぜ?食べてみたいなぁと思うおまんがちょこちょこあったが買いに行くのめんどくさい。わが町のおまん屋も発掘せねば。2013/02/13
かほpool
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和菓子というのは、奥が深くて、一つ一つがすごい芸術作品ですね。2012/12/21
あでりぃ
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京都は美味しい菓子がたくさんあります。思わず、食べ歩きしたくなるものばかり。