内容説明
「ねえおじいさん。ボクにおともだちをプレゼントして!」たねまるがおねがいするとおじいさんはやさしいこえでいいました。「それならおまえのむねのおくにあるちいさなともだちのたねをそだててごらん」「ともだちの…たね?」やさしくて深い余韻に感動!こどもが読めばにっこにこ、おとなが読めばほっかほか、この小さな物語には、みんながシアワセになるための大切なヒントが描かれています。
著者等紹介
森沢明夫[モリサワアキオ]
作家。1969年、千葉県生まれ。ノンフィクション「ラストサムライ片目のチャンピオン武田幸三」で第17回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。小説「海を抱いたビー玉」は韓国でも人気を博す。おもしろエッセイ「あおぞらビール」など、著書多数
加藤美紀[カトウミキ]
画家。埼玉県生まれ。女子美術大学絵画科洋画専攻を卒業後、ステーショナリー制作会社の制作室デザイナーとして勤務。1999年より、フリーのイラストレーターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
124
たねまる、かわいい。癒されること間違いなし。感謝、優しさとは何かを気づかさせてくれる素敵な絵本。そりゃそうだ、作は森沢明夫なのだからね。たねまるの“ともだちのたね”はしっかり咲きました。毎日、ニッコリニコニコですごせたら、どんなにいいことか。というか、ニッコリニコニコですごしたいね。大人こそ読んでほしい心の浄化絵本。2024/06/30
あつひめ
48
優しい気持ちになる表紙の中のたねまる。お友達を作るって最初はどうしていいのかわからないことだと思う。誰かを喜ばせることで相手も自分も嬉しくなっていく。そんな些細なことなようで大切なことをそっと気づかせてくれる本。子供だけでなく大人でもその大切なことを忘れている人が増えているから…。2017/05/21
りえこ
15
卒園する園児に向けて。「ともだちのたね」は、誰かを喜ばせると、どんどん育って花を咲かせる。皆の胸の中にもきっとある。小学校に行っても、ともだちのたねを育てて、笑顔の花をたくさん咲かせてほしいです。2015/03/13
みー
9
このキャラクターが横浜に実際にいたの?いるの?ね~。新年度のこの時期に丁度いいかもね。お友達が出来るには・・とか「ありがとう」の言葉・気持ちがどう自分に作用するのかと言った事を優しく描いていたと思う。2016/04/01
へっくん
4
たねまるがかわいくて、Y150で買ってもらった。自分のむねのおくにある「ともだちのたね」から、無事花を咲かせることが出来たたねまる。よかったね。ぼくもたねまると友だちになりたいなあ。2009/08/19