民主主義のミカタ―宇野重規×岸本聡子

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民主主義のミカタ―宇野重規×岸本聡子

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  • サイズ 46判/ページ数 150p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784808310820
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

欧州の市民活動家から草の根選挙で現職を破り、いま最も注目されている地方自治体の首長、岸本聡子・杉並区長。
日本を代表する政治学者で、民主主義研究の第一人者、宇野重規・東大教授。
この二人が初めて対談した。
いま危機的な状況にあると言われる民主主義。
草の根民主主義の実践者と、現場に精通した研究者が世界と日本の最新の動きを紹介し、多数決や選挙ではない新しい民主主義の姿や、将来への希望を語った。

内容説明

多数決や選挙でない新しい民主主義の姿が見える。必ず最後に民主主義は勝つ!?草の根民主主義の実践者と日本を代表する政治学者が初対談。

目次

民主主義の危機(宇野重規)(民主主義と独裁者;変わった世界の風景;苦境の世界…選挙は ほか)
岸本聡子杉並区長 インタビュー(聞く力―市民参加の予算目指す;民主主義―市民が関われば政治が変わる;政治の役割―新自由主義と対抗 公共を再生)
路上の民主主義 岸本聡子・宇野重規対談(地べたの民主主義;民主主義への危機感;島の幸福論 ほか)

著者等紹介

宇野重規[ウノシゲキ]
1967年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。法学博士。専門は政治哲学、政治思想史。仏社会科学高等研究院や米コーネル大学法科大学院での研究を経て、2011年から東京大学社会科学研究所教授

岸本聡子[キシモトサトコ]
1974年東京都生まれ。2003年からオランダに拠点を置く政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所」に所属(現在は退職)し、各国の公共サービス民営化の実態などを調査。市民団体からの出馬要請を受け立候補した2022年6月の杉並区長選で、住民と対話しながら公約をバージョンアップするユニークな選挙戦を展開。187票差で現職を破り、杉並初の女性区長に就任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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buuupuuu

16
岸本現杉並区長が、わずか187票差で前職を破って当選したのは劇的だった。ネットでは「一票の重みを実感した」という声もよく目にした。区長は、住民が何かをやって「変わる」ことが重要だと言う。区長が重視するオーナーシップ(当事者意識)にしても、ボトムアップの経験の積み重ねによって醸成されていくものだろうと思う。その意味では、政治の回路を修復するために、遠い国政ではなく身近な地方政治に活路を見出すというのは、説得的だと思った。2023/06/05

どら猫さとっち

9
住民と対話しながら公約をバージョンアップするユニークな選挙戦で、杉並区長に就任した岸本聡子さん。日本を代表する政治学者である宇野重規さんとの対談が実現した。もう民主主義はオワコンなのか。それでも、あきらめない。これからの民主主義とは何かを模索し、提唱する希望の書。岸本さんのような方が、これからも登場することを願いたい。2023/04/16

7
2022年6月に杉並区長となった岸本聡子氏と、民主主義について論じてきた政治学者の宇野重規氏の対談本。単に「選挙に行こう」ではない政治参加の形が、理論と実践の間で論じられる。2023年4月の統一地方選=杉並区議会選挙では、投票率は4%上昇し、議席の半数を女性が占めた。「区長が変わると政策が変わる」ところを示すという岸本区長に引き続き期待したい。2023/04/26

イガラシ

3
民主主義というのは時間がかかるものだが、現時点ではこれ以上に良いものはないと思います。やはり、政治は自分ごとなんだということ、そして、誰か救世主が出てきてすぐに問題解決してくれるというものではないということを理解しなければならないと思いました。2023/05/13

ゆっきー

2
日本で最近使われる「民主主義」という言葉に違和感を抱いていたが、「時間がかかるかもしれないけど、振り子があって、その振り子が許されているのも、民主主義のいい点」という文章にとても納得した。現代社会は政治においてもコスパタイパを求めがちだけど、政治だからこそ多様な意見を認め慎重になるべきだと思う。そしてそれをいきなり国政でやるのも難しいので、地方政治からやっていくというのも納得。地方選挙に比例代表制を導入するのは面白そうだなと思った。(前回の市議選で組織票の強さを実感したので、、、) 2023/06/15

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