出版社内容情報
欧州の市民活動家から草の根選挙で現職を破り、いま最も注目されている地方自治体の首長、岸本聡子・杉並区長。
日本を代表する政治学者で、民主主義研究の第一人者、宇野重規・東大教授。
この二人が初めて対談した。
いま危機的な状況にあると言われる民主主義。
草の根民主主義の実践者と、現場に精通した研究者が世界と日本の最新の動きを紹介し、多数決や選挙ではない新しい民主主義の姿や、将来への希望を語った。
内容説明
多数決や選挙でない新しい民主主義の姿が見える。必ず最後に民主主義は勝つ!?草の根民主主義の実践者と日本を代表する政治学者が初対談。
目次
民主主義の危機(宇野重規)(民主主義と独裁者;変わった世界の風景;苦境の世界…選挙は ほか)
岸本聡子杉並区長 インタビュー(聞く力―市民参加の予算目指す;民主主義―市民が関われば政治が変わる;政治の役割―新自由主義と対抗 公共を再生)
路上の民主主義 岸本聡子・宇野重規対談(地べたの民主主義;民主主義への危機感;島の幸福論 ほか)
著者等紹介
宇野重規[ウノシゲキ]
1967年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。法学博士。専門は政治哲学、政治思想史。仏社会科学高等研究院や米コーネル大学法科大学院での研究を経て、2011年から東京大学社会科学研究所教授
岸本聡子[キシモトサトコ]
1974年東京都生まれ。2003年からオランダに拠点を置く政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所」に所属(現在は退職)し、各国の公共サービス民営化の実態などを調査。市民団体からの出馬要請を受け立候補した2022年6月の杉並区長選で、住民と対話しながら公約をバージョンアップするユニークな選挙戦を展開。187票差で現職を破り、杉並初の女性区長に就任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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