内容説明
新型コロナウイルス感染拡大、首相交代、外交、危機に直面した東京五輪、政治家の不祥寺…鬼才が描く激動期の日本!
目次
コロナ禍の政局(感染力が強い;濃厚接触を図りたい野党 ほか)
五輪狂騒曲(表向きには無くなりました;コントロール・ブロック不能な人 ほか)
世相・流行も映してきました(ボブ・ディランさんの方おめでとう;TPPとPPAP ほか)
キャラが立つ人々(こんな新学期;新学期その後 ほか)
よいお年を!こう吐く歌合戦―2016~2020年、こんな年でした
著者等紹介
佐藤正明[サトウマサアキ]
1949年、愛知県名古屋市生まれ。南山大学外国語学部卒。デザインプロダクション勤務後フリーとなり、イラストや漫画を手がける。85年「中日マンガ大賞」大賞受賞、87年「読売国際漫画大賞」金賞受賞などを契機に、本格的に風刺漫画を描くようになり、現在、中日新聞・東京新聞・西日本新聞に連載を持つ。2020年、「日本漫画家協会賞」カーツーン部門で大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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もくもく
2
本書では、東京新聞・中日新聞に掲載された漫画家:佐藤正明 氏の政治漫画(一コマ漫画)作品が、東京新聞の元政治部長:金井辰樹 氏の解説を添えて並んでいます。 第一巻はテーマ毎に時系列で並んでいて、「コロナ禍の政局」「五輪狂騒曲」「世相・流行」「キャラが立つ人々(政治家)」などで、2013年ごろ(東京オリンピック開催決定ネタ)ころが一番古いかな? 主には政治関連の風刺マンガだけど、そんな出来事にもつい懐かしさを感じてしまう(批判精神の欠如?)ってのは、ちょっと問題かなぁ…。2024/10/23
Hiroki
2
練馬区立図書館 自分自身の記憶力がコレほどに衰えとる状況に愕然であります。その時々は怒りや笑いや学びや驚きや発見やらで脳味噌も身体もフル回転したはずなのに。あぁそれなのに。明確に覚えていること2割、多分そうだったかなぁが4割、そんなこともあったような気がするが2割、全く覚えていないのが2割でありました。政治漫画は、多分僕ら世代までは世相を映す鏡として主役級の位置を占めていたと思うのだけれど、栄枯盛衰で脇のさらに脇に逼塞してるのが現状かもしれない。 でも決して絶滅種ではない。いぶし銀で残りまっせぇ!!2024/09/16
c1006
2
その当時の世相が思い出されます。これほど小さいスペースにこれだけのエッセンスが詰め込まれているスゴさに感動!2021/11/05
namtek
1
佐藤さんの漫画は東京新聞で見て楽しんでいる。今回書籍を手にとって読んでみたが、どれもうまいなぁと感心。これからも新聞掲載の漫画を楽しみにしている。2022/03/13