内容説明
猫の本音から日々のお世話、病気のこと、お別れの迎え方、飼い主さんが知りたいことをわかりやすく解説。
目次
第1章 「猫の7歳」を知っていますか?
第2章 7歳からの健康管理
第3章 7歳を過ぎたら病気に注意
第4章 老齢猫の治療と介護
第5章 お別れのときを迎える
特別編 震災から猫を守る
著者等紹介
山本宗伸[ヤマモトソウシン]
獣医師。猫専門病院Tokyo Cat Specialists院長。Syu Syu Cat Clinicで副院長を務めた後、Manhattan Cat Specialistsで約1年間研修。2016年にTokyo Cat Specialists開院。国際猫医学会ISFM所属。ブログ「nekopedia」で猫の健康や習性に関する解説を発信。雑誌やニュースサイトにて多数のコラムを執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
141
図書館本。我が家の猫達は、今年で7歳になった。猫の7歳は人間でいうと44歳なので、もう立派な中年ということになる。本書は、猫が幸せなシニア期を過ごすための健康管理・注意が必要な病気・老齢期の治療や介護・いつか来るお別れの時などの情報が簡潔で分かりやすく紹介されている。壮年期以降の猫飼いさんだけでなく、若い猫飼いさんも知っておいて損はない情報。今後もうちのコ達に健やかに長生きしてもらうため、健康維持や住環境など見直しの必要性を感じ、飼い主としてできることはしていこうと改めて思った。目指せ20歳!目指せ猫又!2020/06/18
みかん🍊
102
うちの猫も8歳になったのでとても気になるタイトルでした、猫は人間よりも年を取るのが早い、7歳はもうシニア期に入口、そろそろ心つもりをして準備をしておいた方がいい、今みたいに軽快に高いところに飛び乗ったり走り回ったりできなくなったら、猫が過ごしやすいよう生活も餌も変えていかなくては、見取りの章は考えるだけでも辛いが、猫を飼った以上最後までしっかりお世話をするのが飼い主の使命です。2020/06/30
miww
69
読友さんのレビューで手に取った本。うちの子ただ今13歳、人でいうと68歳。最近高いところに飛び乗る時たまに失敗する。飼い主としても少しショックだが、本人もそうなのかスーっとそのままどこかに行ってごまかすので私も気づかないフリをする。これからの環境を整える上でとても参考になった。「お別れのときを迎える」の章は淡々と読んでいるつもりがいつの間にかまた泣いていた。毎朝4時30分に起こされ足元でご飯!と叫ばれることに幸せを感じながら「その時」後悔しないように一緒にいられる時間を大切にしたいと改めて思う。2020/07/31
アクビちゃん@新潮部😻
55
【図書館】うちの子は18歳で、人間だと88歳の高齢くん。爪研ぎをしなくなってきたので、気にして爪を切らないと爪がかなり伸びてます。筋肉が落ちてきて、耳が搔けなくなってきていて(オットトってなっちゃう)でも、力技で掻くので、耳の辺りの毛が薄くなってきてて、たまにカサブタになってます(^_^;) 実家でも、尿道結石の猫くんが居たので、特に心得なんて〜と、思ってたけど、お別れのときを迎える章では、そろそろ本当に覚悟しないとなので、読んでいて哀しくなってしまった… 目指せ!21歳!!(人間の100歳)2019/12/17
ぶんこ
46
猫歴37年の夫が借りてきた本で、半世紀を過ぎた猫歴の私には楽勝と思っていたら、おっと〜なところが多数あってトホホ。我が家の猫は17歳。立派なシニア猫です。清潔に保つ色々な例が紹介されていて、温かいタオルで体を温めてドライシャンプーという具体例には感謝したいほどです。読みやすく分かり易いのでお勧めです。2019/11/18