かのひと―超訳世界恋愛詩集

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かのひと―超訳世界恋愛詩集

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  • サイズ B6判/ページ数 144p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784808310196
  • NDC分類 908.1
  • Cコード C0092

内容説明

今の恋も、昔の恋。いにしえの恋愛詩を気鋭の詩人菅原敏が新たに超訳。はるかな時代を越えて甦る“恋の処方箋”、全35篇を収録。

目次

愛される1時間(エミリー・ディキンソン)
いくつかの答え(クリスティーナ・ロセッティ)
そうね、私は年をとった(小野小町)
一度でも愛の腕(テオドール・シュトルム)
僕は彼女と自由に生きる(J.W.ゲーテ)
かのひとは美しくゆく(バイロン)
夜霧のように消え失せろ(在原業平)
僕は死にたくない(ボリス・ヴィアン)
かつて私は信じていた(ハインリヒ・ハイネ)
悲しみを食らい、泣きながら笑え(フランチェスコ・ペトラルカ)〔ほか〕

著者等紹介

菅原敏[スガワラビン]
詩人。明治大学法学部・文学部卒。2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集「裸でベランダ/ウサギと女たち」で逆輸入デビュー。雑誌や新聞での執筆活動を軸に、異業種とのコラボレーション、ラジオやテレビでの朗読、デパートの館内放送ジャックなど、幅広く詩を表現。Superflyへの歌詞提供、東京藝術大学との共同プロジェクト、美術家とのインスタレーションなど音楽や美術との接点も多い

久保田沙耶[クボタサヤ]
アーティスト。1987年、茨城県生まれ。筑波大学芸術専門学群構成専攻総合造形、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻油画研究領域卒業。日々の何気ない光景や人との出会いによって生まれる記憶と言葉、それらを組み合わせることで生まれる新しいイメージやかたちを作品の重要な要素としている。個展「Material Witness」(日英大和基金)や、アートプロジェクト「漂流郵便局」(瀬戸内国際芸術祭2013)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kana

38
教科書に出てくるような、図書室の片隅で埃をかぶった本に収録されるような詩や短歌を現代の感覚で「超訳」し、美しい挿絵と共に掲載するこのシリーズ。cakesの時から好きだったのですが、まとめてみるとまた良いです。たとえばあの小野小町の名歌は≪いまでは/花の色も あせてしまった/桜に降る 春の長雨/ほんのひととき/移ろう恋に身を寄せた/かつての私は 綺麗だった≫となる。元の歌も素晴らしいけれど、本詩集により千年の時を超えて小野小町の想いがより多くの人に届けられ、誰かの苦悩を救うかもしれない。なんてロマンチック!2018/09/08

ロア

32
新訳ではなく「超訳」です。古い時代の恋愛詩へのオマージュなので、 元の詩とは別物として楽しみましょう (*´ㅈ`*) この中では、杜甫、陶淵明、ゲーテがお気に入り。どれも風が吹いている詩でした。聞こえるのは風の音だけ。。。その情景を思い浮かべるだけで、静けさに心が休まります。2017/08/19

紫羊

30
馴染みの作品ばかりで楽しく読めた。 マックス・ジャコブの「地平線」は旧来の訳の方が好き。菅原訳は現在進行形の恋だけれど、旧来の訳の方は終わった恋。 作品ごとに添えられた、開かれたページのイラストも意味ありげでイメージが膨らむ。2018/10/09

亜希

25
文喫きっかけで。”超訳”とのことで、英語の原文を読むことができたら2倍も3倍も楽しめるんだろうな…と寂しい気持ちを持ちつつ、「はじめに」にもあるように、まさに”百年前、千年前でも、恋すれば私たちは何ひとつ変わらない”という内容で、スッと言葉が身体に入ってくる感覚だった。しいて1つお気に入りを挙げるとすれば、ジョン・ダンの「夜が来たから寝たのでしょうか?」かな。久保田さんのイラストも素敵です。2023/11/15

ロア

23
2年半ぶりに再読。今回グッときたのは、モテ男在原業平、色っぽい与謝野晶子、胸キュンゲーテ先生(∩^ω^∩)特にゲーテ先生の「超訳」オマージュ恋愛詩が良い感じ♡優しい春の風がふく午前二時の東京環七沿いを、彼女のことを思いながらてくてく歩きます。BGMはサカナクションのユリイカがぴったり🎶(*´ω`*)2020/01/26

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