内容説明
今の恋も、昔の恋。いにしえの恋愛詩を気鋭の詩人菅原敏が新たに超訳。はるかな時代を越えて甦る“恋の処方箋”、全35篇を収録。
目次
愛される1時間(エミリー・ディキンソン)
いくつかの答え(クリスティーナ・ロセッティ)
そうね、私は年をとった(小野小町)
一度でも愛の腕(テオドール・シュトルム)
僕は彼女と自由に生きる(J.W.ゲーテ)
かのひとは美しくゆく(バイロン)
夜霧のように消え失せろ(在原業平)
僕は死にたくない(ボリス・ヴィアン)
かつて私は信じていた(ハインリヒ・ハイネ)
悲しみを食らい、泣きながら笑え(フランチェスコ・ペトラルカ)〔ほか〕
著者等紹介
菅原敏[スガワラビン]
詩人。明治大学法学部・文学部卒。2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集「裸でベランダ/ウサギと女たち」で逆輸入デビュー。雑誌や新聞での執筆活動を軸に、異業種とのコラボレーション、ラジオやテレビでの朗読、デパートの館内放送ジャックなど、幅広く詩を表現。Superflyへの歌詞提供、東京藝術大学との共同プロジェクト、美術家とのインスタレーションなど音楽や美術との接点も多い
久保田沙耶[クボタサヤ]
アーティスト。1987年、茨城県生まれ。筑波大学芸術専門学群構成専攻総合造形、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻油画研究領域卒業。日々の何気ない光景や人との出会いによって生まれる記憶と言葉、それらを組み合わせることで生まれる新しいイメージやかたちを作品の重要な要素としている。個展「Material Witness」(日英大和基金)や、アートプロジェクト「漂流郵便局」(瀬戸内国際芸術祭2013)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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