一首のものがたり―短歌(うた)が生まれるとき

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一首のものがたり―短歌(うた)が生まれるとき

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784808310110
  • NDC分類 911.16
  • Cコード C0092

内容説明

短歌にはドラマがある。「記者ときどき歌詠み」の著者ならではのペンが織りなす、二十七の短歌ものがたり。

目次

青年死して七月かがやけり軍靴の中の汝が運動靴
膝下を津波にしやぶられ寒かりき夢と見てゐし家流るるを―佐藤成晃
すさまじくひと木の桜ふぶくゆゑ身はひえびえとなりて立ちをり―岡野弘彦
夕照はしづかに展くこの谷のPARCO三基を墓碑となすまで―仙波龍英
日本を振りかへらざれわが前にひたむきにゐる若きらに向き―石川一成
あの夏の数かぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ―小野茂樹
警棒に撲たざることをぎりぎりの良心としてわれは追ひゆく―筑波杏明
風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしはシーツをかける―笹井宏之
夕焼けに照らされてゐる妻の顔まぎれなくいま生きてかがやく―桑原正紀
音もなく我より去りしものなれど書きて偲びぬ明日と言ふ字を―木村久夫〔ほか〕

著者等紹介

加古陽治[カコヨウジ]
1962年愛知県生まれ。東京外国語大学卒業後、中日新聞社(東京新聞)入社。司法、教育、ニュースデスクなどを担当後、文化部長(現職)。2002年度新聞協会賞を受賞した連載「テロと家族」取材メンバー(米国取材担当)。福島第一原発事故後、原発取材班の総括デスクを務め、取材班は、第60回菊池寛賞を受賞。担当する「平和の俳句」が昨年、平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞などを受賞。歌詠みでもあり、第54回角川短歌賞次席(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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