雪崩リスク軽減の手引き―山岳ユーザーのための

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  • サイズ B5判/ページ数 96p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784808309411
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0075

内容説明

本書の3つの特徴―(1)現場フィールドで実践されている雪崩対策。(2)どのように雪崩を理解し、リスク軽減するかを詳説。(3)イラスト・写真を多用した簡潔かつ分かりやすい記述。レクリエーショナルの山岳ユーザー必読の一冊。

目次

第1章 雪崩の危険
第2章 雪崩現象
第3章 雪崩地形
第4章 山岳の積雪
第5章 積雪の不安定性評価
第6章 安全な行動
第7章 捜索と救助
第8章 経験を積むために
付録

著者等紹介

出川あずさ[デガワアズサ]
1961年横浜生まれ。特定非営利法人日本雪崩ネットワーク理事長。1993年から断続的に国内外の雪崩専門機関や教育の現場を視察し、2000年に日本雪崩ネットワークを設立。日本の現場に国際水準の雪崩プログラムを導入しつつ、事故調査やリソースの提供、日本に適した形の雪崩情報など、ガイドなどプロを含めた山岳ユーザーへの雪崩リスク軽減活動を進める

池田慎二[イケダシンジ]
1972年門司生まれ。特定非営利法人日本雪崩ネットワーク会員。信州大学農学部および大学院農学研究科において山岳雪崩・積雪について学んだ後、民間コンサルタント会社で雪氷防災業務に8年間従事。現在は山岳フィールドを中心とした雪崩・積雪の調査研究を行う。新潟大学大学院自然科学研究科博士後期課程に在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メガネねこ

2
★★★★☆雪崩の構造が学術的に解説されており、雪山での実践的な対策まで書かれている。がしかし、リスクを回避して雪崩に合わないことが一番で、一度雪崩に巻き込まれれば助かる見込みは低い。雪崩が小さかったり運が良ければ助かるだろうが。2021/01/29

takao

1
ビーコンが使えるようになるには練習が必要、 経験がもたらす偏りのため、最大の敵が自分自身 Think SNOW ・場所の認識(雪崩地形ではないか?) ・大丈夫と判断した根拠は? ・崩れたら何が起こるか?(リスクの確認) ・他に選択肢がないか?2017/04/11

ressenti-man

0
一般ユーザとしては雪崩の本はこれだけ読んでおけばいいんじゃないか、という究極の一冊に仕上がっている。簡にして要、必要十分。ちなみに巻末参考文献に『決定版 雪崩学』はリストされていないw2011/01/21

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