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出版社内容情報
渥美清、関敬六、谷幹一、海老名香葉子、古今亭志ん朝、村上元三、小島貞二、島田正吾、辰巳柳太郎、市川右太衛門、大友柳太朗……。
東京・浅草に生まれ育ったこの街の“生き字引”が出会った愛しき人びと。昭和という時代を彩ったあの人たちは、みな浅草という輝かしい舞台を通り抜けていた。
浅草文化研究家である著者が、その思いを尽くしてつづった我が街の応援歌。戦後文化の原点、浅草の懐かしき情景と人びとが今よみがえる。
【目 次】
第1章=浅草文化びと
●「浅草の灯」の時代 作家 浜本浩●浅草寺日記 浅草寺僧正 網野義紘とその父●吉原酔狂ぐらし 孤高の作家 吉村平吉●相撲甚句 演芸・相撲評論家 小島貞二●長谷川伸の会主将 作家 村上元三●戦災孤児の執念 エッセイスト 海老名香葉子●反骨のひと 小生夢坊とその時代●にっぽんのメロディー 涙もろいアナウンサー 中西龍●民放第一声 アナウンサー 宇井昇
第2章=浅草のまちかどで
●「浅草寿司や横丁」界隈●「東京大空襲慰霊碑」建立1周年
第3章=浅草の唄
1、『浅草学』事始
2、-浅草オペラを思いて-クラシック音楽家3人
●独学の音楽家 武満徹●クラシック音楽指揮者 飯守秦次郎●吉田正に心酔する 大沢可直●
3、浅草喜劇びと
●「寅さん」を支えた俳優 太宰久雄●スリーポケッツの友情 関敬六&谷幹一そして渥美清●日本喜劇を支えた浅草の住人 増田喜頓
4、天才落語家
三代目 古今亭志ん朝
5、愛しき時代劇の役者たち
●新国劇 島田正吾と辰巳柳太郎●三日月党 市川右太衛門●時代劇の星 大友柳太朗●巨優 上田吉二郎●唄う時代劇スター 小林重四郎●地味で脇に徹した時代劇俳優 香川良介●むかし「ちび玉」 大衆演劇座長 竜小太郎-その芸をめぐって周辺をさぐる-
6、『浅草の唄』
【著者紹介】
鈴木としお
1927(昭和2)年、浅草生まれ。浅草小学校、京華学園を経て早稲田大学法学部を卒業。浅草文化研究家として「浅草を語る会」を主宰。日本ペンクラブ、日本作家クラブ理事。『浅草のひと』『浅草の昭和を彩った人たち』写真集『浅草の記憶』などの著書がある。
目次
第1章 浅草文化びと(「浅草の灯」の時代―作家・浜本浩;浅草寺日記―浅草寺僧正・網野義紘とその父;吉原酔狂ぐらし―孤高の作家・吉村平吉;相撲甚句―演芸・相撲評論家・小島貞二;長谷川伸の会主将―作家・村上元三;戦災孤児の執念―エッセイスト・海老名香葉子;反骨のひと―小生夢坊とその時代;にっぽんのメロディー―涙もろいアナウンサー・中西龍;民放第一声―アナウンサー・宇井昇)
第2章 浅草のまちかどで(「浅草寿司や横丁」界隈;「東京大空襲慰霊碑」建立一周年)
第3章 浅草の唄(『浅草学』事始;浅草オペラを思いて―クラシック音楽家三人;浅草喜劇びと;天才落語家;愛しき時代劇の役者たち;『浅草の唄』)
著者等紹介
鈴木としお[スズキトシオ]
日本作家クラブ・理事。(社)日本ペンクラブ、(社)俳人協会、俳誌「春燈」、東京都行政書士会、行政書士稲門会、早稲田大学春秋会各会員。(財)法曹会特別会員。1927.4、東京浅草北仲町、現浅草1丁目に生まれる。本名敏雄。1935.4~51.3、浅草小、京華商を経て早稲田大学法学部に学ぶ。1963.5、『浅草を語る会』を興す。1998.11、下町人間の会より『第13回下町人間庶民文化賞』を受く。同12、大衆文学研究会より「各賞受賞者に与えるの賞」を受く。2007.4、日本作家クラブ賞入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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