出版社内容情報
江戸・明治・大正、そして昭和の郷愁をかき立てる街・東京下町。その東の中心、墨田区押上・業平橋地区に、2011(平成23)年、約610メートルの新タワー「東京スカイツリー」が建設されます。二つの展望台を持つこの新タワーは、テレビ放送デジタル化に重要な役割を担うばかりでなく、地域コミュニティの拠点となり、下町の伝統文化・産業と連携した新しい文化を発信し、隣接する浅草地区とともに都市型観光の広範な交流も生み出そうとしています。今、生まれ変わろうとしている「すみだ」地区にスポットをあて、江戸情緒から伝統文化・産業、そして未来の可能性までを網羅しました。
地上600メートルから空撮した、大迫力の360度東京パノラマ写真(カラー)をはじめ、「平成すみだ名所図絵(カラー)」「神社・旧跡・ミニ博物館一覧」などを掲載し、下町散歩ガイド情報も満載です。
内容説明
明治・大正・昭和の下町墨田の貴重な写真を満載。
目次
第1章 「東京スカイツリー」へ託す未来への夢(下町墨田に新伝説誕生;新タワーとまちづくり―墨田のよさと新名所との融合を目指して)
第2章 郷愁の町墨田(桜のトンネルを歩き魚が泳いだ隅田川 懐かしき寺島の思い出;荷風が描いた「お雪」との切ない別れ 名作「〓(ぼく)東綺譚」の舞台、玉の井 ほか)
第3章 伝統と活力の墨田(頑張る社長さん;下町の声 ほか)
第4章 文化香る墨田(作家たちが愛した大川 鯉が捕れ一銭蒸気が走った日々;墨堤の桜咲き続けて三百年 やがて花の上にタワーの新景が… ほか)
第5章 娯楽と観光の街墨田(墨田区観光マップ;旧安田庭園 ほか)
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