出版社内容情報
山には山の「気」がある。はっきりと定かには見えないが、大気の動きや、山の香りとして、また気配や雰囲気として五感に語りかけてくる。人は山から安らぎを得、癒やされ、山に対して崇拝の念さえも抱く。それは山が神秘にして神聖なるもの、荘厳にして永遠なるものを「山の気」として発しているからではないだろうか。これらをレンズを通した心のファインダーで捉え、フィルムに焼き付けた。作品ごとの画題・漢字一文字は「山の気」との語らいそのものだ。
内容説明
人は山から安らぎを得、癒やされ、崇拝の念さえ抱く。山が神秘にして永遠なる「山の気」を発しているからだろうか。私たちは定かには見えないこの「山の気」を映像に表現したかった。山岳美の深淵を探る。