出版社内容情報
中高年を中心に多くの登山愛好者が山歩きを楽しんでいる。そんな光の半面、影の部分として「転倒、転落、道迷い」などが上位を占める遭難事故が激増している。しかし、思わぬアクシデントに遭っても、危機を乗り越え“自力”で生還する人々がいる。そこには単なる偶然や幸運ではなく、英知と判断力がものをいう世界がある。
本書では、山の専門誌「岳人」の好評連載「すぐそこにある事故」「山のセルフレスキュー」を中心に、前編集長・永田秀樹が、過去の遭難の中から危機を切り抜けて生還したケースを紹介。
山中彷徨12日間、道迷いの9日間、雪稜に襲来した落雷で失神、風雪4昼夜のビバーク、ホワイトアウトからの脱出、ナイフ1本が救った雪崩遭難など約15例を挙げ、さらに、そのサバイバルのポイントを編集。
冷静・沈着に状況を把握して無事に下山した人々の報告には、大自然の中で生き残る知恵が網羅されている。
内容説明
山の専門誌「岳人」の好評連載「すぐそこにある事故」「山のセルフレスキュー」を中心に、遭難の危機を切り抜けて生還したケースを紹介、そのサバイバルの秘訣を編集。冷静・沈着に状況を把握して下山した人々の報告には、大自然の中で生き残る知恵が網羅されている。
目次
第1章 生きた、還ったケース12(道迷い―残雪の妙高山で12日間さまよい、自力下山;骨折事故―大菩薩・小金沢連嶺で転倒;気象急変―奥美濃で予想外の大雪沢登りで下山遅れ;落雷―白馬岳主稜で突然落雷、失神;落雷―爺ヶ岳、雷雨に急襲された2パーティー ほか)
第2章 山のセルフレスキューの秘訣18(「声をかける」から「応急手当てをする」へ;セルフレスキューは重要な登山技術のひとつ;応急処置と救急パック、その揃え方;手当ての前に、負傷者の状況を把握;しっかり覚えたい人工呼吸と心臓マッサージ ほか)
感想・レビュー
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冬木楼 fuyukirou
yamakujira
らぴ
ぴよちゃん
ノチヲ