内容説明
臨海部から多摩川沿いには、貝塚、古墳、古代の役所跡、伝説から近代建築などが数多くあります。膨大な文献を元に“歩き、見て”来た著者が推す市内の史跡案内です。全83ヶ所。
目次
大師と臨海に開けた街―川崎区
夢見ヶ崎のふるさと―幸区
数多い伝説と史実の里―中原区
川崎のルーツ・子母口貝塚―高津区
古代ロマン伝えるたちばなの里―宮前区
多摩丘陵と水の里―多摩区
禅寺丸柿のふるさと―麻生区
著者等紹介
前川清治[マエカワキヨハル]
1934(昭和9)年生まれ。大阪文学学校研究科卒。北陸新聞記者、労働旬報社編集長を経て川崎市議会議員4期16年。現在、社会福祉法人みのり会理事長、神奈川自治体問題研究所常任理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
楽駿@新潮部
19
川崎図書館本。地元の歴史についての学び直し。川崎大師や、川崎宿の交流館にてボランティアガイドのための準備。子供の頃から住んでいる地域なら、もっと知っているのだろうが、大人になってから住んだ土地だと知らない事がたくさんある。知って良かった事がたくさん!2023/03/29
Humbaba
0
何も知らずにいれば、そのまま通り過ぎてしまうような場所であっても、それぞれ歴史を持っている。その歴史を知れば、今の形が多くの人に支えられて存在しているということに気づけるようになる。何気なく通り過ぎるのではなく、折角近くに来たのだからそれをよく観察してみる。単に話を聞くというだけではなくて、実際に自分の目で見るからこそ得られるものもあるだろう。2025/09/16
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