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出版社内容情報
元気に舞台で笑いを振りまく桂子師匠が打ち明ける、びっくりする波乱と激動の自伝です。小学校三年中退で年季奉公。漫才の相方男性との間にできた子を抱えて、がむしゃらに生きた戦後。そして、48年間続いた黄金コンビ好江さんとの泣き笑い。江戸っ子の心意気を押し通した多彩な活動を余すことなく伝えます。
内容説明
人生、前向きに行かなきゃ。小学三年中退、年季奉公、複雑な戸籍、家族を背負っての生活。その根底には苦労を苦労と思わない、ひた向き、体当たりで、“常に挑戦”する泣き笑い人生があった。
目次
1章 いつも元気
2章 江戸っ子はちょうし者
3章 人の情けに助けられ
4章 気がつけば養女
5章 原点は年季奉公
6章 お助け人生スタート
7章 焼け跡闇市を生きる
8章 好江さんとの48年
9章 覚悟を決めて
10章 趣味は楽し
11章 芸は一代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春はあけぼの
12
実家の母へと買った本。生きていれば101才か。大正末期に両親の駆け落ちで私の実家近くで出生とは、初めて知りました。昔の戸籍制度の為に跡取りがいないからと母親が籍を入れる事が出来ないとか、祖父母・両親が未入籍だらけで家族でも姓が4人とも違うなど、戸籍法も癌。 ゼロ歳で母親に置き去りも。栄養不足で右目が視えなくなったり、それでも、沢山の人の無償の援助と芸の力とガッツで生きてこれた。 これぞ激動の人生。 小学校4年の学歴だが、人生の学歴・知識に圧倒される。 また、家族別姓でも、絆は強いよと、政治家に言いたい2024/07/28