- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > タレント
内容説明
もしかして、歌手になれるかもしれない。そんな夢が現実のものとなったのは高校在学中。春日はるみの芸名でデビュー。しかし、二年で挫折。実家のお好み焼き屋の看板娘として、普通の生活に戻って二年。また、チャンスはめぐってくる。昭和五十二年、川中美幸はテイチクから再デビュー。鳴かず飛ばずの不安に耐えて、四年。ミリオンセラー「ふたり酒」に出合う。平成十年、「二輪草」が再びミリオンセラーに。そして今年、二十五周年を迎えた。『心をこめて…二十五年』がキャッチコピーだ。その間、順風もあれば、逆風もうけた。歌手、女優、妻、一時は独立して社長業も兼ねた。厳しい歌謡界を生き抜いたそんな半生と、明日に向かう意気込みをつづっている。
目次
ふたり酒
歌好き少女
春日はるみ
充電期
再出発
五周年
愛されて七年
初舞台
激動期
中国公演
結婚・女優
転機
二十周年
二十五周年
著者等紹介
川中美幸[カワナカミユキ]
本名・山田岐味子。昭和30年12月5日、鳥取県生まれ。大阪府吹田市で育つ。昭和48年、ワーナー・パイオニアから「新宿天使」でデビュー、芸名は春日はるみ。夢は2年で破れ50年、帰阪。実家のお好み焼き屋の看板娘になる。ブランクを経て、昭和51年、毎日放送主催「ネオン街音楽祭」グランプリ。52年4月、川中美幸の芸名でテイチクから「あなたに命がけ」でデビュー。55年、「ふたり酒」がミリオンセラーに。翌56年、NHK紅白歌合戦初出場。58年、大阪・梅田コマ劇場で初座長公演「浪花慕情・ねんねころいち」を行い、女優としての第一歩を踏み出した。東京・新宿コマ劇場、名古屋・中日劇場と座長公演の場を広げた。62年、アメリカ公演。平成2年、「川中美幸中国友好公演」(上海、哈爾浜、北京)を行い、残留婦人・孤児を慰め、社会的な目を開いた。平成10年、「二輪草」がミリオンセラー。昭和の「ふたり酒」、平成の「二輪草」合わせて“幸せ演歌”の川中美幸のキャッチコピーを生んだ。平成12年、大阪・新歌舞伎座で初座長公演。今年が25周年。記念曲「春ふたり」を発売。「心をこめて…二十五年」を合言葉にパワフルな活動を目指している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。