内容説明
納豆がもつさまざまな側面を、時代、社会状況、業界の動向、納豆消費と国民嗜好、ルーツや伝播などをレポートした納豆の本。
目次
第1章 納豆業界―その仁義なき戦い(関ヶ原の合戦―新たなターゲットは関西;小粒ばかりがなぜモテる)
第2章 納豆は“庶民の味方”(むかし納豆は兵糧であった;納豆のルーツはアジア系;江戸の朝は納豆から;納豆容器も時代を映す鏡)
第3章 茨城産納豆“全国制覇物語”(水戸納豆はレールに乗って;わらつと納豆ご難時代;「おかめ」が笑った流通革命)
第4章 納豆、トレンディ・フードとなる(業界再編―二極分化へ加速;納豆もヘルシーフードへイメージチェンジ;新たなマーケティングはヤング層)
第5章 納豆、二十一世紀もますます元気!(大豆と風土;国内産大豆か輸入大豆か;国民皆食―納豆と豆腐)
著者等紹介
岡村青[オカムラアオ]
1949年、茨城県生まれ。現在、ノンフィクション・ライター。著書に「脳性マヒ者と生きる」(三一書房)「十九歳・テロルの季節」(現代書館)「血盟団事件」(三一書房)「森田必勝・楯の会への軌跡」(現代書館)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。