涙した神たち―丸山薫とその周辺

涙した神たち―丸山薫とその周辺

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784808306779
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C0092

内容説明

現代詩の巨峰、丸山薫生誕百年記念!!堀辰雄、三好達治らと詩誌「四季」を創刊し、現代詩壇をリードした丸山薫の人と作品。そして室生犀星、萩原朔太郎、桑原武夫、尾崎士郎らとの交友、大木実の知られざる生涯など、丸山薫のよき理解者だった著者が新資料を駆使してつづる昭和文学の興味深い裏面史。

目次

その周辺(秋風記―「借金の天才三好達治」桑原・吉村論争;傾蓋記―尾崎士郎と丸山薫;夕映記―大木実、哀切の生涯;サングラスの蕪村―田中冬二と安西冬衛 ほか)
その人と詩(先祖附―鴎外『阿部一族』と丸山薫;幼年―丸山薫の経歴とその詩の根源;紅、萌ゆる―その青年時代;四季折々―「四季」の創刊 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たびねこ

9
鷹揚に構え、スケールが大きく、海に憧れたが、「この世の外なら、どこへでも」(ボードレール)という虚無が海の向こうに広がっていると信じていた詩人丸山薫。戦中戦後の詩人の核を成していたが忘れ去られようとしている。せつない「砲塁」という詩をこの本で知った。2017/08/15

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