内容説明
「ピカソもマチスもシャガールも世界の名画はぜーんぶオレのものだ!一度見にいかなくちゃ…」ふつうの定年退職者がポルトガルに住んで127のヨーロッパ美術館めぐりをしてきた。
目次
1 定年後、ポルトガルに住みたい!
2 始まったポルトガル暮らし
3 美術館めぐりを始める
4 ポルトガルに帰国する
5 北欧の美術めぐり
6 ニースを根拠地に歩きまわる
7 インフラを持とうとしない国
8 オランダ美術の旅
9 ポルトガルからブラジルへ飛ぶ
10 さらばリスボン、さらばポルトガル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マーク
2
33 定年後、年金生活しながらのポルトガル生活、五年。ある意味理想的!うらやましい!絵画という趣味が為せる生活かも。 リスボンのサンセット。ジャコメッティの生き方。ニース近郊。アムステルダムのゴッホ美術館。2017/07/16
荏苒 byn
1
1990年台中頃迄の今からは一昔前。99年刊。定年後欧州美術館巡り目的の5年間夫婦移住滞在記。仕事でギャラリー経験ある人らしい著作かも。ポルトガル生活と各国美術館訪問記がミックスの随筆構成。五七五の川柳も配してある。ポルトガルは昔の記憶とコスト第一程度の動機がユニーク。でも、一応語学を準備したり。日本でビザ取り、現地家探しや現地役所での証明書貰いの難儀。ブラジル訪問記もある。ちょっとした雑ネタや歴史解説も。折角だから、日付が入ると季節感が出ただろう。2018/02/25