出版社内容情報
サッカーW杯へ復帰した天才・ストイコピッチ選手の数奇な半生
サッカー・ワールドカップ・フランス大会に出場するユーゴ・チームのストイコビッチ主将。“グラウンドの妖精”と呼ばれる世界屈指のプレイヤーであり、名古屋グランパスエイトの看板スターとして、一九九五年にはJリーグのMVPに輝いた。祖国の民族紛争の泥沼から再起する新生ユーゴ・チームを率いて奮闘する世界のスターの波乱万丈の半生を、気鋭のスポーツジャーナリストが、インタビューと欧州取材を重ねて生き生きと描き上げた。
内容説明
フランスW杯に、存在の全てを賭ける!祖国ユーゴの分裂、国際舞台からの追放。不条理な力に蹂躙されながらも、つねに“誇り”を持って戦ってきたサッカー選手がいる。名古屋グランパスエイトの司令塔ストイコビッチ。かつての朋友クロアチア代表との友情を胸に、新生ユーゴ代表として再び夢舞台に挑む“妖精”を追う。
目次
序章
第1章 伝説
第2章 誇り
第3章 異文化
第4章 復活
第5章 戦場―背負っているもの
第6章 夢舞台再び
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てったい北関東
3
怒り新党で特集されてて興味持って読んでみたが、綺麗事では済まされない現実の闇、スポーツと政治、サッカーの天才が奮闘した軌跡。すごくいい本。背負ってる、それだけのヒーローなんだなあ。ユーゴ紛争とか、サッカーも含めて、もっと勉強したくなった。文庫本に書き下ろし加筆されてるらしいので、それもいずれ読んでみよう。そういやオシムもユーゴだよね。2012/06/05
ひで@たま
1
ストイコは素敵だったが、こんなに苦しい人生だったとは。 サッカー見てるだけではわからないスポーツと政治。もっと学びたい。2016/10/02
黑猫
0
2000年5月30日読了2000/05/30
あきいら
0
文庫じゃなくハードカバー買っちゃった2008/09/07
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