内容説明
敢えて巌しい高峰・難峰に挑む、登り方にこだわる、ユニークな発想で楽しむ…若いクライマーたちの生き方・考え方を探る。
目次
志水哲也―誰のためでもない青春 そこに山があった
松葉桂二―仲間とともに登り学ぶ だから感動も深い
名塚秀二―世界の群馬の斬込隊長 純粋培養の行方は
平山ユージ―フリー界に光を当てた心やさしい闘士
山野井泰史―生きるために攀じる ダンディズムの体現者
遠藤由加―冒険的登攀に生きる 男女の地平を開く挑戦者
清水修―夢はつくりあげるもの 素晴らしい仲間そして仕事
伊藤達夫―困難を追い求め冬期登攀復権に賭ける
松平盛亮―自分なりのこだわり 自己内面から噴出する登攀
中島俊弥―再起の山は自分との闘い 代償は大きな利子に〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomotaka Nakamura
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高校時代のクラスメートが取材されていると知って今更購入。山野井、野口健、小西らと並んで紹介されている若き日の彼を見て、自分自身の青春時代に何も成し遂げていない自分と比べてしまうことなく、素直に賛意を持てた。俺も歳をとったんだなぁ。。。2016/06/08
yamakujira
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25人の新鋭クライマーを紹介する。人工壁でのスポーツクライミングなら安全だろうけど、山に困難を求めて向かうと、これほど危険な遊びもないだろう。実際に、本書の刊行後に、掲載されているうちの数人が遭難死している。 (★★☆☆☆)
ressenti-man
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野口健の回だけ他とトーンが違って面白い。酷いDisりっぷりだが、まあ登山界からすると妥当な評価か。他の人たち、大半が知らない人だけど、山への向き合い方とか、それなりに面白い。ただ著者の文章が下手というか変なノリでちょっと辛い。2011/04/04
つちのこ
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単行本で購入。1997.5.10読了1997/05/10