目次
悔恨の彼方に新たな思い
ニュースにならない“遭難”のはなし
都会の田舎者がたまげた“細野”の衛星放送
ああ、清津峡遙かなり中高年登山隊
亡き岳友に捧げる上高地今昔痛飲記
錆びた空き缶に救われたツェルマット“死の彷徨”
山と絵の“二足のわらじ”も良き友らのオダテあっての話
みちのく山行に想う登山狂は文筆狂になる運命かと…
わが足を支えるボルトのうずきに知る友情と仁義の世界
ネパールの休日に想う山頭火と忘れえぬ事ども
冬になると想い出すあれやこれやのビバーク行
『もう使わない山の道具』―天幕だけは山で張れ
“遭難専門家”と呼ばれて揺れるアルピニズムの古旗
地球の健康のために登り過ぎに注意しましょう
夏山相談所の夜に受けた「剱の大将」の訃報の不思議
夢中で登った氷壁の向こうの“朝の光”を蘇らせたネパール再訪
“国栄えて山河なし”長谷川を失って還暦の歳月を顧みれば…
「好きだから登る」を哲学にツッパリ人生をさらに続けん
-
- 和書
- 魂魄の道