上野奏楽堂物語

上野奏楽堂物語

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  • サイズ B5判/ページ数 192p/高さ 25X20cm
  • 商品コード 9784808302559
  • NDC分類 760.69
  • Cコード C0070

内容説明

取壊しの運命にあった旧東京音楽学校の奏楽堂が、奇跡的に生き返った!―上野の杜に再び懐かしいパイプオルガンの響きがよみがえる。これは、日本最古の音楽ホール奏楽堂のすべてを解明する貴重な歴史的資料であるとともに、戦後の“使い捨て文化”の風潮に待ったをかけ、文化財の“生きた保存”への道を切り拓いた人たちの、感動の物語である。

目次

奏楽堂の歴史(西洋音楽の黎明と開花;回想 奏楽堂の時代;お納戸色の乙女たち―戦前の学生生活;極限状況の中の音楽―戦時中の学生生活;結びの神・奏楽堂―戦後の学生生活)
奏楽堂の危機(犬山移転か現地保存か;東京芸大と「奏楽堂を救う会」の攻防)
保存運動の原点と拡がり(上野の「明治」を守る;「奏楽堂を救う会」のあゆみ)
「上野保存」決まる!(ドキュメント「台東区の決断」;奏楽堂を守った人たち;内山さんありがとう)
生きた文化財(“楽器”としての奏楽堂;奏楽堂再発見―解体調査と復元作業でわかったこと)
よみがえるパイプオルガン(パイプオルガンも残そう;手記「オルガンの保存運動に参加して」;このオルガンのルーツ;インタビュー「不思議なオルガン・価値あるオルガン」)
奏楽堂よ永遠なれ(奏楽堂と上野―文化の場所;開かれた奏楽堂へ)

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