内容説明
本書は、好熱菌を手がかりに“原始生命は熱水中で生まれた”という一風変わった生命起原論を展開する。これを通して、好熱菌や古細菌、あるいは生命の起原や初期進化に思いをはせれば、太古のロマンを堪能できるであろう。
目次
第１章 進化生化学の始まり
第２章 二界分類法と細胞進化共生説
第３章 古細菌
第４章 生命の熱水起原説
第５章 原始細胞を推理する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性子星
1
最初の生物「コモノート」に近縁の古細菌や真正細菌の性質からコモノートの特徴を暴き出すとてもワクワクする本。導入部の解説もとてもわかりやすい。絶対に信じてはならぬ！以降を言いたいがためにわざわざこの本を書いたに違いない。進化を止めるために環境を操れるヒトを発明したという想像もおもろい。2015/09/23
daiyakaisei
0
生命の起源というテーマはわくわくします。専門外の人間にとってもわかりやすく面白く書かれていました。2017/03/11
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