内容説明
プロスタグランジン(PG)の生理的および病態生理的役割の解明、さらにPG製剤の臨床応用に至るまで、PG研究全領域の最新の知見を集大成した画期的な講座である。基礎から臨床に至る幅広いPG研究者を対象とした完壁、明解な解説書。
目次
第1部 腎とPG(歴史と展望;腎の解剖と生理;腎におけるアラキドン酸代謝の特異性;腎におけるPG,TXの測定とその問題点;腎PGとNa排泄機能;バソプレッシン;腎循環;腎糸球体機能;レニン‐アンギオテンシン系;カリクレイン‐キニン系;腎のPG受容体;腎炎とPG;高血圧;バーター症候群;腎疾患とTXA2およびリポキシゲナーゼ産物;医薬品の現状;排尿障害とPG)
第2部 硬組織とPG(骨と歯の解剖と生理;骨と歯におけるアラキドン酸代謝の特異性;骨と歯におけるPGの作用)