目次
コンピューターによるリード化合物の創出と最適化における進展と課題
第1部 構造生物学(構造に基づく医薬品設計におけるX線結晶学;フラグメント化合物に基づく、構造を指標とする創薬:戦略、工程、ヒトのプロテインキナーゼからの教訓;フラグメント化合物に基づく創薬におけるNMR)
第2部 計算化学の方法論(構造に基づく医薬品設計における自由エネルギー計算;分子動力学シミュレーションによるHIVプロテアーゼの薬剤耐性と動力学的挙動の解析;ドッキング:ドゥームズデー風の報告;構造に基づく医薬品設計における量子力学の役割;フォーマコフォア法;創薬におけるQSAR;創薬におけるADME特性の予測)
第3部 創薬への応用(コンピューター支援医薬品設計:タンパク質構造に基づく分子設計への実践ガイド;構造に基づく医薬品設計の事例:p38;C型肝炎NS3/4Aプロテアーゼの新規P2‐P4大環状阻害剤の構造に基づく医薬品設計;プリンヌクレオシドホスホリラーゼを標的とした遷移状態類似体設計;GPSRの三次元モデリング;強いグリコーゲンホスホリラーゼ阻害剤の構造に基づく医薬品設計)
著者等紹介
Merz,Jr.,Kenneth M.[MERZ,JR.,KENNETH M.] [Merz,Jr.,Kenneth M.]
テキサス大学オースティン校で有機化学の博士号を取得し、コーネル大学とカリフォルニア大学サンフランシスコ校で博士研究員として研究を行った。ゲインズビルにあるフロリダ大学のQuantum Theory Projectのメンバーであり、化学の教授である
Ringe,Dagmar[RINGE,DAGMAR] [Ringe,Dagmar]
ボストン大学で生化学の博士号を取得した。マサチューセッツ州ウォルサムにあるブランダイス大学ローゼンスティール基礎医科学研究センターの生化学と化学の教授である
Reynolds,Charles H.[REYNOLDS,CHARLES H.] [Reynolds,Charles H.]
テキサス大学オースティン校で理論有機化学の博士号を取得した。ペンシルベニア州スプリングハウスにあるJohnson&Johnson医薬品研究開発所の研究員である
田之倉優[タノクラマサル]
1951年静岡県に生まれる。1979年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。現、東京大学大学院農学生命科学研究科教授。専攻は食品生物構造学。理学博士
小島正樹[コジママサキ]
1967年愛知県に生まれる。1995年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。現、東京薬科大学生命科学部教授。専攻は生物物理学、生命情報科学。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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