目次
熱力学における分子の運動(温度とは?熱とは?;気体の状態方程式;気体の圧力と速度分布)
熱力学第一法則(いろいろな熱力学的過程;熱容量とエンタルピー;反応熱とヘスの法則)
熱力学第二法則(エントロピーと自由エネルギー;カルノーサイクルと熱効率;化学ポテンシャルと化学平衡)
純物質の相変化(物質の三態と相図;相平衡と臨界点;マクスウェルの関係式とその応用)
溶液の性質(溶液のモル分率と相平衡;束一的性質と化学ポテンシャル;電解質溶液と解離定数)
著者等紹介
中田宗隆[ナカタムネタカ]
1953年愛知県に生まれる。1977年東京大学理学部卒。現、東京農工大学大学院生物システム応用科学府教授。専攻は量子光化学。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
2
これも数年積んでいた本。▼化学系の熱力学の本ということで、物理系の(薄い)本ではあまり扱わなれない、ヘスの法則、質量作用の法則、共沸混合物、電解質溶液などを新たに学べた。▼ページ数は少なく、おはなしが多めな本なので、さらっと読めた。基礎的なポイントをまとめたいわゆるダイジェスト的な本としてよくまとまっていると思う。▼次は、より詳しい物理化学の本に進みたい。2017/12/16
PDCAサイクル
1
エントロピーと自由エネルギーの導入がうまい.数式は少ないものの基礎的な考え方を身に付けるには十分な本だと思う.巻末にはさらに学ぶための書籍の紹介もあり,選ばれているものは一読の価値がある名著ばかり.2016/03/05
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